「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
7月28日に世界陸連が出した陸上競技に使えるシューズの規定(参考記事:規定が変わる)。
いろいろと変わることが発表されていましたが、それは12月1日からということだったはずですが…
まさかの「発表した日から適用されている」という世界陸連の発表。
おいおい、そりゃないぜ!
マスコミのミスリードなのか、世界陸連側が内容を急に変えたのか…私はその場にいなかったのでわかりませんが、少なくとも(私が把握している範囲では)最初に発表されて以降に続報や修正は入っていなかったはず。
それが突然の「え?もう適用してるよ?何言っちゃってんの?」みたいな対応。
選手も企業も12月1日からのつもりだったはず(内通していたメーカーなどがない前提ですが)。
実際に8月上旬に行われた大会での記録が、公式記録として認定されないケースも出てきてしまっているとのこと。
ほとんどの選手にとっては、1本1本のレースが勝負なのです。身体と精神を削って戦いに向かっているのです。
それを走り終わった後に、規定変わってたから今の無効!というのはあまりに乱暴である。
どこに問題があるのかは定かではないが、規定を決めたのであればきちんと内容を周知させる(選手側はする)必要があり、変更するなら知らせるための努力をする義務がある。
シューズに関しては、きっと予めある程度の情報が共有されていた気がしますが、メーカーが対応できても現場が出来なかったら本末転倒。
今後は混乱を起こさないようにきちんとしてほしいところです。
というわけで、厚底シューズだと距離によっては公式の記録として認定されない場合がありますので、参加予定の方はご注意ください!
そもそも大会が開けない状態ですが…
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