挑戦状、届く。

JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。

 

今年は今までに比べると、自分で出場する大会は減らす方向で考えています。

その中でも、「これは出たい」と思っている大会や時期があります。

 

その1つが村岡ダブルフルウルトラランニング

この大会の第16~19回大会の100kmの部を時間内完走出来たランナーにのみ参加が許される「勇者の道(Victory road)」の案内が届きました。

18回の時に初めて存在を知り、サポートで44kmの部に参加。

そして19回で勇者の道への挑戦権を得るために100kmの部に参加して、無事にその権利を得ることが出来ました。 ※大会の記事は→こちら

 

 

この大会ははっきり言うとキツイです(笑)

日本屈指の山岳ウルトラ」と自称している通り、100kmの部の累積標高差はなんと2550m!

 

ちなみに120kmの部は3000mになるそうです。

 

それでも100kmの部はエントリー開始から間もなく定員に達する人気大会。

理由は、おもてなしの素晴らしさにあると思います。

 

決して大きな町ではありませんし、目立った観光地があるわけでもありません。

そんな環境ですが、小さな子どもから学生、そして年輩の方まで住民が全力でボランティアをして大会を支えてくださり、沿道から声援を送ってくださり、私設エイドで盛り上げてくださる。

 

しかもみなさん笑顔が素晴らしいのです。

一度参加しただけで、この町が好きになりました。

 

 

そしてエイドの充実も秀逸。

流しそうめんを味わえる大会なんぞ、日本中探しても数えるほどしかないでしょう。

 

さらには焼きたてのお好み焼きやピザ、両手にほおばるおはぎ・・・

食べ物ばかりですね(笑)

 

 

そんな何としても出てみたかった村岡の「勇者の道」。

 

その挑戦状・・・

 

 

受けて立つ!

 

「年賀」として発送してくださるのも、趣深いです。

 

 

 

ただひとつの懸念が、制限時間。

100kmの部は14時間。平均すると8分24秒/kmでは走り続ける必要があります。

そんな前回大会の完走率は55.1%。(低っ!)

 

 

にもかかわらず、120kmの部の制限時間も14時間。

Ave.7分/kmが求められます。

 

そこにあの標高差・・・

 

100kmの完走者のみの参加なので、お試しや「ノリ」でエントリーするわけではないのである程度の走力を持った方が集まりますが、果たしてどれほどの完走率になるのか。

そして私自身がゴールにたどり着けるのか。

 

 

以前、この村岡100kmの完走者で「あの」スパルタスロンを完走したことのある友人と話したときに、このコースで11時間台前半でかつ余裕を持ってゴールできる人でないと完走は難しいのではないかと話していましたが、強ち間違いでもない気がします。

 

平地中心ならサブ10を狙える走力は欲しいところです。

 

このレースを走りぬき、「勇者」になるべくしっかりと準備を進めてまいります。

参加予定のウルトラランナーの方、よろしくお願いいたします。