「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛の野見山健治です。
先日、来月走る予定の篠山ABCマラソンのコースを下見に行きました。参考記事:情報収集。
気持ちにスイッチが入ったこともあり、タイミング的にも「ここしかない!」とポイント練習。
メニューは3時間走。LSDではなくそこそこのスピードでのジョグ。設定は5分/kmとしました。
個人的にはこのペースが調子のバロメーターです。「眠く」なる感覚があれば好調。
今の調子やいかに?
3時間走スタート!
走り出してからの感覚は良かったです。ものすごくゆっくりに感じて楽な体感ペース。呼吸も落ち着いていました。
スタートして間もなく、雪が降りはじめる…
さらに風もそこそこ吹いていました。というか、風の影響を受けやすい場所をチョイスしたのですが、ペースがゆっくりではないのでロンTだけという季節外れな服装で快適に走ります。
しばらくすると快晴になります。
神戸空港をバックに。
この辺りで20km通過。まだまだ余力十分。違和感もなし。いい感じです。
少し迂回して小刻みなアップダウンと風を受けられる場所へ行くと、さらには夕日まで楽しめました。
さすがに32kmを過ぎたあたりで、頑張らないとペースが落ちそうになってきて少し弱気になりましたが…
そういえば午前中には妻と一緒に7.4km走ってたんだ…とここで思い出す(笑)
疲労感があるのは当然だと開き直れました。
決めたことを最後までやろうとすることに意味があると気持ちを強く持ち、最後まで振り絞りました。
最終盤は多少呼吸も上がり、向かい風にはフォームも乱れてしまいましたが何とか無事に3時間完走。
3時間走りきって36km。午前と合わせると43.5kmほどでフルの距離超えです。
最速Lapは4分56秒、最遅Lapは5分3秒。
長く坂が続く橋などを通ったのでこのペースで収まったのは合格点でしょう。
余力が少なかったのが課題ですが、走れるコンディションであることで安心。
3週間前の調整としては十分すぎる内容でした。
翌日のダメージもなく一安心。
目的を持つこと
私はこの内容を、LSDではなく多少の負荷がかかる一定のペースで3時間走りきる身体を作るという目的を持って行いました。
フルマラソン対策として「30km走をやろう!」というのをよく目にします。やることには十分に意味があると思います。
ただし、本人が自覚をしていたら、です。
ただ30kmの練習をするだけなら、やらなくても良いと思います。キツイだけです。
「何のために行うのか?」
30km走だけでなく、日常のトレーニングも含めて目的をしっかりと持たせることは重要です。
同じ30km走であっても、それぞれ目的は違ってくるでしょう。
ある人は距離に対する不安を払しょくするためかもしれませんし、長時間走れる身体づくりのためかもしれません。
目標ペースと実際の状態のすりあわせをすることかもしれません。
ここに挙げたのは一例であって、もっと無数にあるでしょう。
どんなものであれ、自分で「これだ!」というものを持って行うことに意味があります。
言われたからやるのではなく、自分で納得して目的を持って行って意味のあるトレーニングにしていきましょう。
ここからさらに調子を上げていけるよう、しっかり調整していきます。
あなたには自分なりの調整方法やトレーニングスケジュールがありますか?
コメントでご意見聞かせていただけると嬉しく思います。