「もどり」で諦めない。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

 

突然ですが、あなたは何歳ですか?

 

誰でも答えられますよね。
私は永遠の18歳です(笑)

 

 

では、今まで何日、何時間、何分生きていますか?

 

こちらの質問に対して答えられるでしょうか。
おそらく答えられる人はほぼいないでしょう。考えたこともないかもしれませんね。

 

 

ざっと計算すると、10年間で8万7千時間(520万分)以上の時間を経験していることになります。想像できない数字になりますね。「いっぱい」という気分。

この膨大な時間の積み重ねは、あなたの年齢が30歳、50歳、60歳…と増えるにつれて増していくわけです。経験値とも言えますが。

 

 

この時間がひとつの壁になることがあります。

 

確実に濃くなる

例えばストレッチ。気持ちよくストレッチをすると可動域や柔軟性に変化が出てきますよね。
 

 

では、10歳の人と20歳の人が30分間同じストレッチをしたとしましょう。

 
30分間は同じ時間の長さですが、今まで生きてきた時間に対しての30分の割合を考えてみると、10歳が520万分の30。それに対して20歳は1040万分の30。どちらが割合が大きいか、考えるまでもありませんね。
年齢を重ねるほどに、一時の効果というのは薄れていきやすくなります。

 

 

これが変化の出にくさだったり「もどり」と言われる状態を引き起こしたりします。
もどりとは、文字通り身体が元の状態に戻ってしまうこと。あなたも腕のいい施術を受けてその場では変化を感じられたのに、時間が経つと普段に戻ってしまうということを経験されたことがあるかもしれません。

 

 

そこで「やっても無駄」と諦めてしまう方も少なからずいらっしゃいます。
それは非常にもったいない。ある意味戻って当然なのだから。

 

身体は形状記憶です。今の環境や今までの経験に順応していきます。偏った姿勢を取り続けたらそれが当たり前になりますし、その逆も然り。

 

 

先に挙げたように、年齢を重ねると変化は出にくくなります。

でも、継続をして積み重ねが1日は30だとしても60、150、1年で9000以上と積み重ねていけば確実に割合は大きくなっていきます。少しずつその割合を濃くしていけばいくほど違いが出やすくなるのです。

 

その瞬間に見た目や実感での効果が出ないとしても、そこで諦めずに自分の身体と対話しながら続けていくことで変わる可能性を高めることができます。

 

 

ただその変化も、理想に近づくか遠のくかは何をどのようにやるかというのは重要です。
闇雲に行うのではなく、身体の動きをおさえながらじっくりやってみましょう。

 

やり方に不安があったり、もっと効果を出したい!という方は、info@soushi-souai.comまでご連絡ください。