ある意味チャンス。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

以前から感じていたことではありますが、最近強まっている風潮。
それは、自分以外に対して許容する気持ちが薄れていること。自分目線中心で考えてその場の勢いで発言する。しかも都合のいいことに、自分は除外しているなんてことも。
自分自身がそうならないように気を付けたいところ。

 

 

さて、そんな流れの中、とある著名人がマスクをしないランナーに対してコメントをしたことでさらに注目が集まっています。マスクの効果が「絶対」ではないでしょうけど、自身の意識を高め周囲への気遣いを示すことができる誰にでも可能な簡単な行為です(今一部では手にすることが簡単ではなくなっているようですが…)。

 

逆に「対処しよう!」ということで、iPS細胞の研究者である京都大学の山中教授がランナーに対して注意喚起をしています。山中教授自身もランナーであることから通常のマスクをしての運動が苦しいことはわかった上で、Buff(バフ)を挙げて手段の一つとして提案をしています。

 

 

はっきり言うと、こういう予防や対策というのはランナーだけのものではなく全ての人に言えることですが、こうしてランナーに注目が集まってしまっています。

 

 

相支走愛のイベントを中止したり、定期練習会をバーチャルで実施している理由は、まさにそこにあります。

たとえ少人数であっても周囲から見ると「ランナー」なのです。レベルがどうとか年齢がどうとか関係ありません。

 

「やっぱランナーは勝手だわ」

 

そんな風に思われるのは嫌だ。少なくとも自分がそういう立場に回りたくはない(どんな対処をしてても走っているだけでそのように感じる人もいるでしょうけれど)。

 

 

これって悔しいし残念なことではあるのですが、ある意味チャンスだと思うのです。
きちんと対処していたよ!という評判が上がって、マナーも守っているランナーばかりだったらどうでしょうか。

 

事態が収束したときに、ランナー自身も周囲の人も気持ちよく自由に動けると思うのです。

 

だから、チャンス。ランナーってすごいんだぞ!というのを見せませんか?一人でもそういう意識が広がれば変わってくるんです。
集団で走ったりは今は我慢。今後思う存分に楽しむために自分を磨く時期としませんか。

 

 

 

私は今後を見据えて我慢する方を選びます。
Buffじゃないけど、マスクで!

 

「ランナーってすごいやん!」

そんな声が、周りで聞こえてきたらうれしいな。 

 

 

Buffは値段がピンキリ。今は割高になっているものも多いようですので注意。

こちらは凄い売れ行きで、タイプによっては入荷待ちのようです。

 

フェイスマスクというタイプでもいいかもしれませんね。

 

 

対処すれば自由だぜ!というわけではありません。外に出るのを推奨しているわけでもありません。
それでも環境が許されるのであれば、最低限の運動は心身の健康のためにした方がいいと思うのです。状況判断はとても大切。

難しいと思ったら、家で出来ることを探しましょう。案外たくさんありますよ。

 

 

それぞれの立場で出来ること、やっていきましょう!