壁を越えた先に。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

先週末、別府大分毎日マラソンと同日に丸亀国際ハーフマラソンが行われていました。

 
この大会は時期的なものに加え、フラットなコースということもあって実業団など国内外の有力選手が数多く出場をすると言う特徴があります。

コースは折り返しなのでどこかで風に立ち向かう必要が出てくるのですが、それも気分転換になるくらいという印象(年によって違うかもしれません)。
一般ランナーにとったはトップランナーの走りを間近で見て肌でスピードを感じられるという他とは違うポイントもあり、やりがいのある大会の一つだと思っています。

 

…出たことはないんですが。応援で現地に行って、コースをうろうろと走り回った感覚だけなので実際は違うかもしれません。

来年は出たい。

 

 

壁の向こう側へ

さて、そんな私のことはどうでもいいのです。

 

今年の大会において、男子のハーフマラソンで日本新記録が生まれました!小椋裕介選手は1時間0分0秒というタイムで全体の2位に入りました。このタイムは設楽悠太選手の従来の記録を17秒更新。おめでとうございます!

この次元でのこのタイム幅は凄い。
ちなみに優勝はブレット・ロビンソン選手の59分57秒。もちろん小椋選手も出し切っての記録であることはわかるのですが、優勝にも60分切りにも惜しかった!!と思ってしまうのは欲の表れですね…

 

 

MGCの効果もあってか、マラソンもハーフマラソンもここ数年で一気にレベルが上がってきました。数字の上で世界と戦えるかというとそこまでの記録ではありませんが、上位に迫る選手や数年前だと騒がれるレベルの好記録が続々と現れ全体の層が厚くなってきたという印象。

 

何より臆するような場面が減ったように感じます。

 

 

これで60分を切る選手が出たら、「俺もいける」とひとつのメンタルブロックを壊す形になるかもしれません。

その壁の向こう側に何があるのか。楽しみで仕方ない。

 

先日女子のハーフマラソンでも更新されましたし、男女共にさまざまな競技で盛り上がっていくことを更に期待(参考記事:作戦で勝つ)。