いよいよ本物。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

ホクレンディスタンスチャレンジの第2戦。女子3000mで田中希実選手が8分41秒35で日本新記録を樹立しました。

この種目では18年ぶりの更新。ちなみに前記録保持者は福士加代子選手。いまだに現役であるであるというのは驚異的ですね。


田中選手は、昨年の世界陸上5000mでファイナリストになり、攻める姿勢で15分0秒01という日本歴代2位の記録も出しています。先日の第1戦でも1500mで4分8秒68と日本歴代2位の記録を残していました。こんな状況にもかかわらず高いレベルで好調を維持していることは凄いことです。

勢いもあるでしょうけれど、落ち着きやレース運びも含めていよいよ本物!という印象を受けます。この流れにまだ乗ってほしい。

 

 

さらには同レースで萩谷楓選手も8分48秒12と日本歴代3位に入る好記録。どちらもまだ20歳と若く、今後も伸びる可能性を十分に秘めているのではないかと期待してしまいます。そんな簡単なものじゃないことはわかっていますが。

 

 

男子の長距離(参考記事:壁を越えた先に)でもそうでしたが、一人が突破したことで周囲がその記録に対して持つ意識が変わる可能性があります。その結果、さらなるレベルの向上に…なることを期待。

こういう明るい、驚きのあるニュースが目に入る機会が増えてほしい。