大記録。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

海の向こう側で快挙がまたひとつ。

MLBのエンゼルスに所属する大谷選手がサイクルヒット達成!

  

サイクルヒットとは1試合で安打(単打)、二塁打、三塁打、本塁打を一人で記録すること。
パワーがあってもスピードがなければ達成できません。その逆も然り。

 

ホームランを狙って打てるバッターはいるかもしれませんが、三塁打は相手守備や走力も関係するので狙って出来ることではなくさらに難しくなります。(※2018年のMLB全体での最多三塁打は12。ホームランは48。)

その両方を同日に記録するのは…言うまでもありません。記事によるとMLB150年を越える歴史の中で通算326人目とのこと。ましてや大谷選手は打者だけではないのですから、快挙という言葉では片づけられない快挙です。(快挙って言ってるやん…)

 

 

今季は昨シーズン終了後に肘の手術をしたこともあり、投手としてはプレーしない方向。打者としても5月に入ってようやく戻ってきたものの、当初は昨シーズンほどの活躍は出来ておりませんでした。

それが6月に入り、感覚が合ってきたのか打率も上向きに。そして今日のこの記録。凄いの一言。

 

 

特に凄いと思ったのは第1打席の本塁打。

打った瞬間の打球の方向・角度を見たときにはまさか入るとは思いませんでした。左中間にあの当たり…凄いのひとこと。

第3打席の三塁打は守備位置などの兼ね合いもありましたが、体勢を崩されながら引っ張ってライト線に落とす見事な一打。記録を残すことになった第4打席も良い体勢ではない中で見事なバットコントロール。

 

まさに上り調子というところでしょうか。

 

 

 

恵まれた体格があるのは事実ですが、それを生かすための努力を惜しまないのが一流になれる所以なんでしょうね。トレーニングはもちろんでしょうが、相手のデータを詰め込み、整理し、対策を練る。これをキャンプ中からもずっと続けているそうです。
身体を鍛え、技術を磨き、それを十分に使いこなせるように頭を整頓する。わかっていても、それを当たり前のように続けることは…

 

 

 

取り組む事柄やレベルが違っても、この姿勢に関しては学べると思います。仕事でも運動などの趣味でも同じ。技術、体力、知力、精神力…あらゆるものが絡み合ってその日のパフォーマンスに繋がります。

少しでも自分の可能性を拡げるためには、その意識を高めていきたいものです。

「わーすごいねー」で終わらせず、その0.1%でも自分のことに反映出来ていけば、もしかするとこれからの景色を少しだけ変えられるかもしれません。

 

 

ともあれ、本調子になり、打者に集中する大谷選手。今後どんな活躍をしてくれるのか楽しみです。