知って受け入れる。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

プロ野球ロッテで2年目を迎える永野投手が「広場恐怖症」であることを公表しました。(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190312-00000120-spnannex-base

(画像はイメージです)

広場恐怖症はパニック障害ともいわれる不安障害のひとつで、特定の空間で突発的な発作が起きてしまうものです。名前は広場となっていますが、広い場所じゃなくても人によって屋外や特定の状況、閉鎖的な場所などで起きてしまいます。決まった場所で必ず起きるわけでも、今まで大丈夫だった場所が変わってしまったりと、いつ起こるかわからないところも不安の一因となります。発作が起きてしまうと恐怖を感じ、動悸や発汗、震え、めまい、寒気、感覚異常など症状もさまざま。

それでも同じ状況でも誰かといると安心するということもあるようです。これも人によって異なります。

 

永野投手の場合には、飛行機や新幹線、高速道路などの移動の際に症状が出ることがあるそうです。今年2月の沖縄キャンプも飛行機に搭乗することが出来ず、参加をすることができなかったとのこと。現時点では、新幹線でも各駅停車であれば乗れたりと対処の方法はあるようです。

 

理解は必須

こういった対処も全て周りの理解がなくては成り立ちません。この障害のことを知らなければ「何言ってるの?」とまともに向かい合うことさえしないかもしれません。どんなに本人が主張しても、まずそれ自体を知ってもらえなければ「気持ちが弱いから」と切られてしまうことも考えられます。一昔前だったら、ほとんどがそういう対応になっていたかもしれません。

永野投手のようにプロ野球選手になれるほどの強靭な身体と能力を持っていても起こり得ます。身体の強弱などにかかわらず、誰にでも起き得ること。

 

まずは本人が言える状況にあることが望ましいです。そのためには1人でも多くの人がまず知ること。そして周囲はそういった症状のこと、苦しんでいる人を理解出来る姿勢を作ること。その上でどんなサポートが必要で、どこまでなら出来るかを話し合うことが必要でしょう。

 

幸いにも永野投手のコメントからすると、チームのコーチなど首脳陣には理解をしてもらっているようです。これが話せない、わかってもらえないとなると道が閉ざされてしまったかもしれません。そういう意味では良かったと思います。

 

 

正直、私自身も名前やざっくりとした症状は耳にしていましたが、詳しくは知りませんでした。でもこういうきっかけに出会ったことで、先週の自分よりは知っています。

存在を知り、認めて、何が出来るかを考える。私に出来ることは小さなことだけれど、これに限らず人に理解されにくいもので苦しんでいるということは少なくないのかもしれない。

 

ひとつでも何かやっていけたらと思います。

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