燃える環境。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

日曜には男子のびわ湖毎日マラソンだけでなく、女子の名古屋ウィメンズマラソンも行われていました。(参考記事:MGCへ国内最後のびわ湖。)

 

注目を集めていたのは福士選手。1月の大阪国際で転倒をして途中棄権。そこから急遽参加する方向に変えたはず。知名度もありますが、やはりこういう追い込まれた状況になっていると注目を集めます。

一部の選手を除いて、実業団所属の選手のマラソンや大きな大会は数か月かけてピーキングをしていくのが主流。そんな中、今回は1か月ちょっとと言う短期間で体調を整える必要がありました。相当難しかったと思いますが、それを感じさせない先頭集団で走り続ける積極的な走り。ラストで猛烈な追い上げをしてきた岩出選手に日本人トップこそ譲りましたが、見事に2時間24分9秒でMGC出場権を獲得。

その気持ちの強さは凄いの一言。

 

先頭集団での勝負を選んだ中から岩出選手、福士選手の他、上原選手も終盤粘って全体9位(日本人3位)に食い込みました。

 

第2集団でじっくり脚をためて今の自分に出来る走りに徹した前田彩里選手、谷本選手、池満選手もそれぞれ2時間27分以内にまとめて揃ってMGC出場権を獲得しました。これも戦略。戦えない選手に期待がどうのこうのという意見もありますが、まずはスタートラインに立たないと何も始まりません。その権利をより確実に取りに行くという作戦にも勇気が必要だったはずです。

 

 

谷本選手も自己ベストを6分ほど縮めてMGCの出場権を取りました。彼女が所属する天満屋には、前田穂南選手、小原選手とすでに2名が出場権を取っています。チーム内で切磋琢磨を出来ているのが底上げになってきているのではないでしょうか。

 

さらにラスト2.195kmを全体2位でまとめ日本人トップに立った岩出選手も、「福士選手がいなければ自分がトップだ」ということで奮起をしたという内容のコメントをしていました。

先に触れた上原選手も前を行く福士選手を追っているように見えました。前を走るランナーを追うのは本能的なところもありますが、実力のある選手の背中にはそれ以上の影響力があるような気がします。

 

このように競い合う環境が強く、そしてより高いレベルへと持ち上げてくれるのではないでしょうか。環境って大事ですよね。

 

ともあれこれで一気に5名増えて14名となりました。まだ海外レースは残っていますが、増えても1~2名というところではないでしょうか。世界との差を感じたのは男子と同様。世界で勝負できるような強い選手が出てきてほしいと強く思います。

 

 

嬉しい知らせ

思い通りに走れた方、想定以上に気持ちよく走れた方、そして上手くいかなかった方。いろいろいらっしゃると思います。

でも、ここまでの準備で頑張ってきたからこそ、喜べるんです。努力してきたからこそ悔しい思いも出来たのです。

 

私は昨年末からNBgowomenのコーチとして5回ほど練習会のサポートをさせていただきました。その中で、私なりの対策やトレーニング、考え方など出来る範囲で答えておりました。
正直、お名前もわかりません。でもSNSなどで、いろんな思いと共に投稿されているのを見て(参加者じゃない可能性も高いですが)、勝手に嬉しい思いになっています。

 

これが直接指導をさせていただいた方なら、なおさらですね。今回は回数が浅い方も複数名参加されておりました。もう自分が走った方が楽だと思えるくらい、結果を見るのがドキドキでした。

こういう思いを出来るのも、ある意味幸せなことだと感じます。

 

もっと味わいたい。もっと力に成れるよう、いろんな形でまだまだ活動してまいります。切磋琢磨できる環境を作っていきたいとも思います。

というわけで、今後ともよろしくお願いいたします!

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