「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
今日…というか昨夜未明に男子バスケットのワールドカップに向けたアジア地区最終予選の最終戦が行われていました。
日本代表はこのアジア予選は4連敗スタート。出場権どころの話ではないスタートから破竹の連勝で巻き返して怒涛の7連勝で迎えた最終戦。この日のカタール戦に勝てば、自力での出場権獲得が決まるところまで持ってきました。
この日のカタール戦は序盤こそ流れが掴めませんでしたが、1Q中盤からリズムに乗って優勢に試合を運びました。攻守の切り替えの早さを生かしながら、外からの効果的なシュートなどを重ね中盤で大きく点差を離し、終盤も油断することなく危なげなく勝利!この結果、予選グループでの2位が確定し、W杯への出場権を手にしました。予選を勝ち抜いての参加となると21年ぶり(出場自体は13年ぶり)!
男子バスケットの日本代表は一時期国際大会への資格停止がありましたが、それを経てヘッドコーチが変わり強化開始。日本人の特性でもある敏捷性を生かした戦略を定着させてきました。その機動力にサイズ・高さでも勝負が出来る八村選手、渡邊選手(両選手は今回は召集外)に加え、ファジーカス選手の帰化で戦略に幅を持たせることが可能になってきました。
オリンピックへ
W杯とオリンピックとどちらが重要というわけではありませんが、日本においてバスケの注目度ではオリンピックの方が高いと思われます。
今回の出場権ゲットは東京オリンピックへの出場に向けて大きな一歩となることは間違いありません。
オリンピックへの出場の可能性は…
・実績をふまえてFIBA理事会にて開催枠の適用が決まった場合。
・今回出場を決めたワールドカップ本選でアジア最上位となった場合。
・オリンピックの最終予選を勝ち抜いた場合。
私が知っている範囲ではこの3つの道があります。(他にあったらこそっと教えてください)もしオリンピック出場が決まったらモントリオール以来44年ぶりの参加となるようです。
早い段階で確定していた方が、本番に向けてのメンバーの召集や調整、戦略の熟成などが可能になるはず。
開催国で盛り上がると、競技自体も盛り上がってくる可能性があります。是非ともその舞台に立ってほしい。正直まだ世界のトップ(おそらくアジアのトップとも)大きな差があるとは思いますが、進まなければ近づくことも出来ない。今後にも期待です。ひとまず、おめでとうございます!
あー、通常のリーグ戦も含めて生で観たい!
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