直前でやること。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

大会に向けて行うことは、大きく見ればトレーニングや体調管理と言えるでしょう。あえてこの2点を疎かにする人はいないと思います。

トレーニングと一言に言っても、色んな目的があります。どれが良いとかよりも、時期や目的に合わせて選んでいくのが良いでしょう。「○○が言っていたトレーニングをやります」。それも良いでしょう。ただし、あなたが目指している方向と一致しているかということは見極める必要があります。

 

 

今週末は大会に出場予定です。久しぶりにタイムを狙って走ろうと思っています。フルマラソンでタイム狙いに行くのは、昨年の加古川マラソン以来でしょうか。(参考記事:加古川での激闘。)

 

それに向けて直前で私が行うのは、コンディションを上げることとペース感覚を再度掴むことがテーマ。しっかりとペースと呼吸などの感覚のすりあわせをしつつ、最後にキレを出すためのスピード系の刺激を入れる。

これによって想定ペースに耐えられる(違和感を抱かない)身体に仕上げていきます。

 

土曜日には、レースペースより少し速く10kmほどのイメージ。目標としては4分5~10秒/km。走り始めから少し動きが悪い感覚があり、スピードも乗っていない気がしました。多少起伏のあるコースだったこともあって、「ちょっと」頑張った結果、想定より速く4分前後でした。そりゃきつく感じるはず。

 

この感覚のズレを整えるために、改めて30分間のペース走。

4分10秒くらいで行くつもりで、かつ余裕を持って走ること。結果4分8秒/kmほどで安定しており、終盤2kmはじわっとあげて、残り時間は少し大きな動きで。レース序盤のコースを思い出しながら、重ねあわせてイメージづくりも出来ました。

 

 

前回に比べると走っている感覚と実際のペースがだいぶ寄ってきたかと思います。いい傾向。残り5日。軽めの調整で本番を迎えたいと思います。気持ちよく走れるように、最後まで準備を進めます。

あなたも直前に限らず、日々のトレーニングを「なんとなく」こなすのではなく、しっかりとテーマや目的を明確にして意識をしながら行うことをオススメします。同じ内容でも効果が変わってきますよ。