どこにこだわるか。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

トレーニングをするときの目安は、回数や時間、重量だったりと何かしらの数字を使っていることが大半でしょう。

でも、その数字にこだわりすぎると効果を少し逃がしてしまっているかもしれません。

 

大きく手をひろげれば、大きなものを掴めるかもしれません。でも小さなものがこぼれていってしまう可能性が高まります。一方小さくても確実にしておけば、範囲は小さくてもこぼれるリスクを最小限にとどめられます。

 

数字にとらわれ過ぎない

私は某ジムのインストラクターもやっておりますが、動きの回数やおもりの重量にこだわるあまり可動範囲が小さくなったり、フォームが崩れていたりということを多々目にします。

小さな動きでも効果はあるでしょう。また重量にこだわって行う場合は、動かすことはできるかもしれません。でも動かせているという事実だけです。もしその動き方があなたの意志によるものでない場合は、本来の目的に合っていないかもしれません。効果的行うためには、動きに対してあなたの「意志」が含まれていることが重要なのです。

 

トレーニングで動かすためには筋力が不可を上回るか、身体の代替動作を使ってうまく動かすかのどちらかになることが多いです。後者の場合は、意識して行っているのであれば身体の使い方という意味において上達する可能性はあります。

ただそのような目的で行っている方を私はほとんど見たことはありませんが。

 

 

回数メインで行う方は、5回程度をおおげさにゆっくりと行ってみましょう。その時も刺激の入る感覚がいつもと同じであれば大きな問題はありません。ただその感覚が違うのであれば、普段のトレーニングとは使い方が違っていることを意味します。

重量にこだわる方は、いつもより2割ほど減らして行ってみましょう。それでもいつもと同じ動き方だと感じられれば、普段からしっかり使えている証拠です。

 

 

少ない労力で大きな効果を

決めた数字をこなすことで、達成感や満足感を得ることはひとつのトレーニング効果でもあります。でも限られた時間と体力を費やしてトレーニングをするのであれば、そういったメンタル面だけでなく物理的な成果など少しでも効果が高い方が良いと思いませんか?

私は欲張りで一度でたくさん味わいたいと考える方です。旅行先などで盛りだくさんにし過ぎて時間との勝負になるくらい(笑)

 

もし日々のトレーニングで効果を高めたいと考えるのであれば、今の取り組み方に変化を与えるという方法が可能性を拡げることになるかもしれません。

ともあれ現状行っているどんな種類のトレーニングであっても、客観的に見ていくことがポイントです。今どんな動きをしているのか、どういう動きをしたいのか。そして何を目的にしているのか。

 

きちんと整理して行うことが大事です。

ただ客観的に見るというのは、簡単なようで奥が深いというのも事実です。そういう時は一度プロのトレーナーについてもらうというのも方法の1つでしょう。動画を見たり本を読んだりするだけではなく、実際に身体で感じた情報は身につきやすくなります。

今の動きを見直したい、そもそも今のままで効果が出るのか自信がない。

 

そんな方は、一度info@soushi-souai.comまでご連絡ください。