「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
先日、別媒体でも少し触れたのですが、島根県で14年ぶりにフルマラソンが開催されることになり、そのコースが決まったようです。
こうやっていろんな地域で大会が開かれるというのは、参加のしやすさや選択肢が増えるという意味で嬉しいところです。
一時期のランニングブームに乗って、ランニング人口が増えて、それに伴い全国各地で大会が増えました。残念なことに、参加費まで上がっていきましたが…
しかし、その流れがここ数年で変わりつつあります。ランナーの増加は、2012年をピークに減少に転じているというデータが上がっています。(参考:笹川スポーツ財団)
ただ、このデータでは「年1回以上ランニングを行う者」の推移を出しているものなので、純粋なランナーの数とはかけ離れているのではないかと思います。実際にこの報告の中にはランニングを週2回以上行う定期的なランナーはあまり減少していないと記してあります。
とはいえ、ブームのように爆発的な広がりは期待しにくい状態であることは間違いありません。ランナーの数に対して大会が増えすぎた結果、残念ながら無くなっていく大会もあるのが現状です。
生き残りをかけて
大会としては、ただ走る場所を提供するというだけでなく、付加価値をつけることで特異性を持たせて違いを持たせていくという方針が見受けられます。
地域の名物や名産品などを押し出して、知ってもらい触れてもらう機会にしている大会は多くあります。
デメリットにさえ見える地形を逆に魅力の1つと捉えて、坂道などを満喫するような大会もあります。
このような大会に共通するのは、地元のあたたかさを実感できるということです。
都市型マラソンのように7時間など時間に余裕を持たせて、至れり尽くせりなおもてなしをする大会もある一方で、フルマラソンの制限時間を3時間30分とか4時間というようにシリアスランナーが記録を狙いに行くことに特化したものも増えて良いのではないかと思います。
楽しむこと、記録を狙いに行くことなどすみ分けをもっと強くしていくことがカギなのかなと。
参加する側も、全ての大会に同じものを求めるのではなく、その大会の特色を把握したうえで選ぶということも大事なのではないかと思います。
極端な話、IAAFゴールドラベルに格付けされる大会と参加者200名の地元の大会に同じ基準を求めるのは違うのではないかということです。
続けるために
どんなに大会が魅力的なものがあっても、走る人が揃わなければ意味がありません。私たちランナーも大会に挑むにあたって様々な取り組み方があるとは思いますが、共通して言えるのは「元気な身体があってこそ楽しめる」ということです。
あなたは今身体に不安を抱えていませんか?
膝が痛い。脚が張りやすい。攣る癖がある。どうしても失速してしまう。体重が増えて困る。
走る中で、あるいは走る前の段階で、課題がある場合は楽しみ方は人それぞれとは言っても100%楽しむことが難しくなっていきます。
身体の悩み、トレーニングの悩み、栄養面での悩み、などを解消していくことで楽しめる割合が高まっていくと考えます。
そのために一緒に歩んでいくというのが相支走愛のコンセプトです。
もし今何かしらの課題を感じている方、体力を向上させたいという方は是非ご一報ください。カウンセリングは無料です。※条件付き。
1人でも多くの方の笑顔の素になれるように、全力で力になります。