第38回篠山ABCマラソン大会。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛の野見山健治です。

 

本日は第38回篠山ABCマラソンに参加してまいりました。

今日のテーマはIt’s showtime!!

 

「いや、なんのことですか?」という方もいらっしゃるので、一度だけ解説します。

ここからは自分の見せ場だという気持ちで、スパートをかける様のことを言います…って自分で解説するととてつもなく恥ずかしい(笑)

 

前半は脚を貯めて、後半で一気に上げて気持ちよく、そして負荷も適度にかけて次に繋げることを目的としています。

そして何より、原点でもある「楽しむ」ということを全身で味わおうと思っていました。

 

 

スタートまで

現地入りはのんびりするタイプなのですが、駐車場情報を聞いてかつてないほど早めに到着。スタートの3時間以上前に会場入り完了。

おかげでのんびりと準備を進めることが出来ました。

 

会場では名物の「シシ汁」の仕込みの真っ最中。これを楽しみにしているので、美味しく食べられるコンディションを整えねばと。

 

一度車に戻り、5分の仮眠を取り、朝食を改めて摂って1時間ほど前には再び会場へ。

 

昨日の記事でも触れたように、気温が高くなりました。参考記事:出来ることは完了

半袖でも少し汗ばむほど。

 

小さなジェルや粉末のものを持つために、ランニンググラブは装着しましたが暑かったです。

水分補給のタイミングや量、風をどう利用するかがとても重要になってくるなと感じました。

 

 

あたたかい沿道

篠山は決して人の多い場所ではありません。しかし、1人1人の応援への熱の入れ方はとてもありがたい熱さでした。

コスプレしていたり、面白コメントで呼びかけてくださる方がいたり、子どもたちが飴やチョコレートを配ってくれたり。

 

私設エイドの多さにもビックリしました。

賑やかさは都市型マラソンにはかないませんが、地域への浸透やその思いは素晴らしいものがあって気持ちよく走れました。

 

飲食店などだけでなくガソリンスタンドまでもが給水を準備していたことには驚きました。

 

 

強いて言えば、エイドの内容がスポーツドリンクと水ばかりで、今日のような暑い日には少し不安が残るなと感じましたが、天候までは読み切れないので仕方のないことですね。

各自で対処しましょう(笑)

 

 

 

レース内容

今日は前半を4分40秒前後で走り、中盤からじわじわ上げて、残り10kmは自分の見せ場だ!と思ってレースに挑みました。目標は3時間15~18分程度。

 

10km地点くらいまではリラックスも出来、周囲と会話しながらの気持ちよいジョグ。ペースもほぼ想定通り。

それにしてもゲストの有森裕子さんのエールは元気が出る!

 

ハーフ地点までとにかく我慢。

ハーフを越えて、ペースアップを始めた…ところでシシ汁の誘惑。

(画像はゴール後に撮影しました)

 

ゴールしたら食べられるのに、飛びついてしまいました(笑)

というのも、暑さがひどく発汗が止まりかけていたからです。このままだと危険だと判断し塩分補給が必要だと思い食べました。

 

…もちろん食欲もありましたが。

 

急いで食べきった影響か、これまた珍しく下腹部の腹痛。若干足が鈍ってしまいました。

それでもなんとか繋いで30km過ぎの折り返し。

 

話に聞いていた通りの向かい風。

パタリと脚が止まる。

 

「走らないとゴールにはたどり着けない」、「走れば速くゴールできる」と自分を鼓舞して気持ちを繋ぎました。

途中、熱中症の症状と思われる手のしびれや軽い吐き気も覚えましたが、うまく対処できて影響は最小限にとどめました。

 

 

結果、手元のガーミンでは前半1時間40分33秒。

後半1時間39分35秒の合計3時間20分7秒(グロスタイム)でした。スタートロス51秒。

 

設定には届きませんでしたが、起伏が多くなり風の影響が大きくなる後半にいくらか上げて終われたことはよかったです。

何より後半追い上げて順位を上げていくのが楽しく、そして沿道にしっかりと応えながら走るのが幸せでした。

 

楽しむという意識をもっと大切に行きたいと改めて思いました。

もちろん記録を狙いに行くときは、しっかりと結果を出したいと思います。

 

 

最後になりましたが、大会運営をしていただいた関係者の皆様、サポートのボランティア、近隣の住民の皆様、沿道の応援の方、ありがとうございました!

気持ちよく走ることができました。