呼吸。

JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。

呼吸する時、あなたは吐きますか?それとも吸い込みますか?
「深呼吸」と言われて、最初にどちらから行いますか?

私自身トレーニング時は特に呼吸を意識をしています。

先日のヨガのイベントにおいても、身体の底からわき上がるような深い呼吸をするようにと教わりまして、呼吸は大切なのだと改めて感じました。
先日の様子は→こちら

 

結論から言いますと、私はまず吐きます。

呼吸という文字を見ても、呼(=息を吐く)が先に来ています。

当然ながら呼吸をする人間は全て生きています。
普通の状態であれば生きている人間は、意識•無意識を問わず思考をしています。

脳が働いていれば、「吐いて苦しい」→「酸素を吸わなければ」と信号が出るため自然と吸い込むことが出来ます。

 

例えば、肺の許容量が10だとします。
5の状態で吸えるのは5までですが、0であれば10吸うことが出来ます。

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算数ではないですが、何もしないまま深く吸おうとしても奥まで届きにくいのは感覚としてはわかっていただけると思います。

 

では、深い呼吸がどのような効果をもらたしてくれるのでしょうか。

 

まず、副交感神経が優位になりリラックス効果があります。
同時に睡眠の質を向上させることにもなるため、疲れが取れやすくなります。また良質な睡眠は新陳代謝も促します。

 

他の効果としても、酸素を効果的に取り込めることで細胞に行き届き免疫力が上がります。

深い呼吸は内臓も刺激するので、身体の働きを内側から活発にします。
その結果、内臓の動きが活発になり血流を良くしてくれます。
内臓が動くにはエネルギーを必要としますから、基礎代謝の向上も期待できます。

 

ストレス社会とも言われる日常において、浅くなってしまいがちな呼吸。

さぁ、今一息ついてみませんか。