「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
昨日はMIZUNOのシューズがついにベールを脱ぐ!ということについて書きました(参考記事:牙城を崩せ)。
他社も続々と新型モデルを発売していきます。アディダスでは新型コロナウイルスの影響も少なからずあったとは思いますが、当初4月に発売予定だった「adizero Pro(アディゼロプロ)」が6月30日に発売になるとのこと。
こちらはadidas初のカーボンプレート搭載のシューズとなっています。最大の目玉というか大きな変化はそこですが、ベースには従来品にも使われていた反発とクッション性を生み出す「boostフォーム」に軽量化した「LIGHTSTRIKE」を組み合わせたモデルとなります。
この組み合わせで、ここまでの数年間ではかなりの実績を生んできています。そこに新たなカーボンプレートがどう融合しているのか。
それだけでなく、さらには「adizero adios Pro」も続けて発売(7月3日)となるようです。
こちらはエナジーロッドと呼ばれる骨ような形をしたカーボンバーが5本使用されているようです。蹴りだしなどの重心移動のサポートをすることができるとのことです。
その他のアッパー素材などの要素は先に挙げたadizero Pro同様で安定感と実績があるのでさして気にはなりませんが、ソールの厚さ(ヒール39.5mm/前足部29.5mm)がどう走りに影響するのかというのは興味深い点。履いてみなければわからないところはたくさんあります。
個人的にadidasは好みで、この7年間ほどはずっとレースシューズとして使っているので、非常に興味深いところ。
ただどちらも価格はかわいくないので(笑)、手を出すとしたらどちらに手を出すのか悩むところ。
こちらもメーカー初
アシックスは自社初のカーボンプレート内蔵のシューズ「METARACER」を一足先に発売しています。(即完売のモデルも…!)
しばらく薄底(厚底ではないという意味で)かつカーボンを使用しないという特色でしたが、昨年ごろから「GRIDESOLE」という厚いソールの形で傾斜をつけて足首の負担を減らすという技術を搭載し始めました。従来のアッパー素材などに疑問はないので(あくまで主観)、この変化は面白いと思います。
脚の回転数を上げるタイプのランナーにはこちらも良いかもしれません。
ともあれ選択肢が増えることは良いことのように思えます(悩むけど)。「好き!」で選ぶのもひとつですが、足のことを考えていくと可能な限り一度は足を入れて試し履きをすることをオススメします(モデルによってはオンラインだけだったりするので注意)。
今までにとらわれすぎずに、新たな観点でシューズに触れると今合うシューズは変わっているかも?
と思って、私も行ってみようと思います。
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