「いる」ことを生かす。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

「都大路」とも呼ばれる全国高等学校駅伝競走大会が行われましたね。

私はまだ女子しか見ておらずこれから男子を見ます(結果を知らずにここまで来てます!)。

 

駅伝ならではの難しさ。見ている側は面白いのですが、やってる側はそれどころじゃないですよね。だからこそドラマがある。見ているものを引き付けるのだと思います。

 

留学生ランナーがチームの中にいるのが珍しくなくなってきています。彼女たちは時に1人で全体の流れを変えるほどの大きな影響力を持っています。

ひときわ大柄。体格では勝てない

一見「同年代なのか?」と驚くほどの体格の違いがあることもあります。
生まれ育った環境がそうさせるのか、圧倒的なスピードで他のランナーを抜き去っていくシーンもお馴染みになってきました。
でもこういう存在が身近にいることで刺激になり、相互に高めあう環境になりうるのも事実です。

 

同じことをやってもきっと勝てません。自分にある武器は何かを見出し、それを磨いていく。


そういう工夫や努力を積み重ねることが必要なのではないでしょうか。

 

 

実際に今回女子で優勝を飾ったのはチーム内には圧倒的な留学生を抱えながらも、故障のためレースには日本人のみで戦った仙台育英でした。

 

「留学生がいたから勝てた」とか「いなかったら勝てなかった」とか。

そういうことじゃないと思うのです。

 

もちろん勝つことは大きな目標であり、モチベーションでもあるでしょう。そこに向かう過程を見つめ、自分を、そして周囲を成長させる。

そういう場になっていったとき、本当の意味で底上げになっていくのではないでしょうか。

 

 

でも本音ではちょっと、留学生のように速く走れたらいいなと思うのだけれど。