ひとまず決着。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

来年に迫った東京オリンピックのマラソンコースがようやく決着しましたね。

北海道マラソンのコースをベースにしながら、1周目でハーフくらいの距離を走り、残り2周は約10kmを回ることに。
コンパクトに7kmの周回コースを求めた世界陸連と、以降も使いやすいハーフ2周を基本としたい組織委員会側の間をとったという形でしょうか。

  

個人的な感想としては、コースを簡略化するのであればスタッフの配置なども考えて同一コースの周回の方が効果的だとは思います。同じ「周回」であってもコースが前後半で異なるのなら結局手間は増えるのではないでしょうか。
本当にコンパクトを狙うのであれば、どちらかに寄った方が良かった気がします。「有識者」が考えているのですから、その点も大丈夫だと(信じたい)思いますが…

 

 

今後微調整も入る可能性はあるようですが、大まかにはコースが決まりました。これでようやく選手も具体的にコースのイメージを作ったり実際に試走したりと準備に移ることができるでしょう(雪で試走は難しいかもしれませんが…)。

 

  

せっかくの自国開催で唯一メリットとされていた「地の利」がかなり小さくなったような印象ですが、決まったことは仕方ない。選手には全力で挑んでほしいし、周囲はそれだけの環境を作ってあげてほしいと思います。

 

個人的には、決まった実際のコース走ってみたい。そういう記念大会出来ないかな。