苦手には理由がある。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

あなたが得意なモノ・コトは何ですか?
周りと比べてではなく、自分の中で(比較的)得意だと思っていることはありますよね。

 
得意なモノ・コト、あなたは嫌いですか?

 

おそらく好きな方の方が圧倒的に多いかと思います。

 

 

 

では、苦手なことはどうでしょうか?

どんなに万能な方であっても、苦手なことが1つはあるはずです。むしろ1つしかないという方は少ないでしょう。

 

苦手なモノ・コトが好きであるという方も一定数はいらっしゃるでしょうけど、得意なモノ・コトに対しては少なくなると思われます。

 

ここに苦手の理由もあるかもしれません。

 

 

関わることで変われる

たとえば食べ物などは、物心ついた段階(もしくは本能的に)で嫌いとか体質的にアレルギーなどがあったりすることがあります。
そういうことは例外にして、自分で克服できる「苦手」があります。

 

運動をしていて、この動きが苦手とか「こういう場面はちょっと…」というのはあるでしょう。

苦手なことに対して、得意なことより時間をかけているという方は多くはないと思います。その取り組みの姿勢が苦手を苦手としている原因の一つと言えます。

苦手な運動ありませんか?


運動で横の動きは得意だけど前後は苦手とか、高く飛べるけど遠くに飛べないとか。短い距離は得意だけど長い距離は苦手とか。

 

そういう場面に遭遇した、あるいは気が付いた時にあなたならどうしますか?

 

苦手だから放置する?

苦手だからこそ取り組む?

 

どちらにもメリットとデメリットがあります。これはいろんな考えがありますが、圧倒的に苦手であればそれを補って、「比較的苦手だけど人並みには出来る」というくらいに持っていくと長所を生かせる可能性も上がると考えています。

 

 

ランニングにおいては、上り下りを問わず坂道だったり、気温の高低、距離の長短などを苦手ポイントとして挙げる方が多いです。

 

上りや下り、苦手だからやらない。回避する。

そういう人がいつか坂を走れるようになるでしょうか?

 

 

気温は安全面が関わってくるので無理はいけませんが、ある程度暑さ・寒さに耐性を付けておくことはパフォーマンスを高めるために有効です。

 

 

避けるのも策。でも苦手を苦手にしないように取り組むのも策。

 

ただ嫌いだからとか苦手だからやらないというのではなく、そこには意図を込めてどうするのか選択をしてほしいと思います。