意外と万人の悩み。

JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。

今日は私用のため、久しぶりにスーツに袖を通し、革靴を履きました。
近畿地方は暑さがぶり返しているので、日中の暑さにはかなり参りました。

そしてソックスを脱いだ時に気になったのが、靴下の跡。

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このような形で、くっきりとソックスのゴムの跡がついていました。
ゴムによって少なからず圧迫はあるので生きている私たちにとっては自然な反応ではあるのですが、程度によっては体の不調を示す信号である可能性もあります。

それは「むくみ」です。

むくみで悩んでいる方は女性の方が多い印象をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、実は男性にもたくさんいます。
自覚がない方も含めるとかなりの数かもしれません。

脚に限らずむくみの原因として考えられる代表的なものをいくつか挙げると・・・

  1. 立ち仕事
  2. 不規則な生活などによる自律神経のバランスの乱れ
  3. 女性ホルモンのバランスの乱れ
  4. 無理な食事制限
  5. 水分や塩分の過剰摂取
  6. 老廃物の滞留
  7. 冷え

などがあります。

 

対処法をざっくりと考えると全てに共通するのですが、それぞれに特に力を入れるべきものとして考えていきます。
1.6.の場合は、立っていることによる重力の影響とリンパを流す役割に大きな影響を持つふくらはぎや脛、くるぶしと言った箇所の疲労が挙げられます。
脚を使う軽い運動やストレッチ、ジョギングをすることで老廃物を運ぶポンプに刺激が入り、溜まった老廃物が流されてむくみが解消に向かいます。

 

2.4.5.に関しては規則正しくバランスのとれた生活をしようということです。
自分なりの生活リズムを守り、極端な食事制限などをせずいろんな食材を食べましょう。
すいかやきゅうり、あずきやバナナといったカリウムを豊富に含む食材を摂ることで、塩分の排出を促し、むくみの解消に効果を期待できます。

 

3の場合は、基本的には一時的なものが多いと考えられますので、過剰に気にしてストレスをため込むよりもある程度「気にしない」姿勢で良いでしょう。
バランスの良い食事とリズムに合った生活をすることで軽減していきます。
ただし、あまりに程度が酷い、期間が長いという場合は違った原因の場合もありますので、医師の診察を受けることをお勧めします。

意外と忘れがちなのが7.の冷えです。
夏場は暑さに目がいくので、職場だけでなく家庭やお店などいたるところで冷房が使われています。
そのような「快適」に思える環境に長時間いることは、身体の体温調節にも影響を及ぼし手足の冷えに繋がりかねません。
冷え性は冬に注目されがちですが、実は夏場にもその種をまいている可能性があるので注意が必要です。
状況が許す範囲で、直接冷風が当たらないようにするなど工夫をして、上手にエアコンと付き合っていきましょう。
今挙げたのは特に注意すべきことですが、先に書いた通りすべての人に共通するする項目です。

適度な運動、バランスのとれた生活・食生活、冷え過ぎないこと。

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出来ることからおこなって、むくみに対処していきましょう。

 

適度な運動や効果的なストレッチ、食事メニューなどに関してもご相談に応じます。
興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。