コピー。

JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。

 

リオ五輪も中盤戦となり、いよいよ陸上競技も始まりました。

競泳、柔道に加えて、体操、卓球、カヌーに重量挙げ…

女子バスケやメダルには惜しくも届かなかった7人制ラグビーなど、注目を集めるだけでも本当に数多くの種目で日本代表の選手たちが活躍しています。

アジア圏以外の国の選手には体格的には劣る日本人でも、技術や戦術次第で勝てるというのは凄い以外にないですし勇気をもらえます。

残念ながら、コンディション不良で出場を見送ったり種目を絞ったりする選手もいますが…全ての選手が思ったパフォーマンスを発揮し、1種目でも多く世間に知られるようになって欲しいです。

とは言っても、私自身が取り組むのがランニングが中心ですので、個人的注目は陸上に主に向かいます。

フォームや身体の使い方など、見ているだけで色々な気づきがあります。

800m予選が行われてましたが、105秒でトラック2周…私は1周でさえそのスピードで走ることは出来ません。

一度でいいからあんなスピードで駆け抜けてみたい。なんならあの身体になりたい(笑)

誰しも一度はそういう思いを抱いたことがあるのではないでしょうか?

しかし、それは不可能です。

見た目の真似は出来たとしても、その動きが持つ意味までコピーすることは出来ません。

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なぜなら身体が違うからです。

背の高さや体重だけでなく、手足の長さや柔軟性、骨格でさえ違います。

同じ要素なのは「人間」というカテゴリーだけだと言っても過言ではありません。

それは相手が日本人であっても同じです。

当然お手本にしたいようなフォームで滑らかな動きの選手もいます。

ただしその動きがあなたにも合っているとは言えません。

もしかしたら逆に持ち味を消してしまうかもしれません。

見た目のコピーではなく、その動きはどのような意識を元に生まれているのかという事に目を向けることが大切です。

効率の良い動きには共通項があります。

あなたの身体に合った動きを、一緒に見つけてみませんか?

関心を持たれましたら、お気軽にお問い合わせください。