JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。
色々なものに「旬」があるというのは聞いたことがあると思います。
言葉の意味としては、一か月を上旬・中旬・下旬とくくるように旬の単位は10日間です。
食材でいうところの旬とはちょっと違います。
食材における旬が指す意味は大きく分けて、
- 収穫量がピークの期間
- 最もおいしく栄養価も高い時期
の2つがあります。
夏本番の8月に入り、夏野菜と呼ばれるトマト、なす、きゅうり、オクラ、ピーマンなどの他に、にんにくやショウガ、唐辛子、ミョウガなど食欲をそそる香りの強いものが旬を迎えます。
果物ではスイカ、桃、梨やぶどうなど、水分が多いものが増えてきます。
魚介類ではアジ、イワシ、鮎、ハモといったところが旬になってきます。
今はスーパーなどで、かなり多くの食材が年中手に入るような環境になっています。
それは努力の賜物ですし、私たちの生活を便利なものにしてくれています。
とはいえ、一部ではありますがこのように旬となっている食材を振り返ると、やはりその時期の体調に見合ったものが多いことに気付くのではないでしょうか。
1日1つの旬の食材を加えることで、食卓に彩りを与え夏バテにならない身体づくりを目指してみてください。
ただ先に挙げた2つの意味での「旬」について気を付けておきたいのが、この2つが一致しないものもあるということです。
農作物は一致しているものが多いのですが、魚介類は漁獲量が多くなる産卵期などには、味が落ちるというものもしばしばあります。
たとえば「土用の丑の日」のウナギのように、旬とは全く違う時期に売り出されたりすることもあるので、そういったものは頭の片隅に置いておくと良いかもしれません。