雨の試合を見て感じたこと。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛の野見山健治です。

 

 

プロ野球はクライマックスシリーズもファイナルステージに突入し、盛り上がっています。(個人的には応援しているチームの敗退で少し温度が下がりましたが注目しています!)

 

そんな中、先日の甲子園球場で行われた阪神ーDeNAの雨の中での試合が話題となっています。

私が中継を見たときは、一瞬理解が出来ないほど見たことのないコンディションの中で試合が行われていました。

あんなに水が浮いているのに試合するんだ…と正直驚きました。(阪神園芸さんの力が凄い!)

 

 

プロはスポンサーあってのことですし、あとの日程が決まっているから仕方がないというように「オトナ」の事情を考えればいくらでも理由は付けられます。

 

だとしても、あの試合は「プロ」の試合として選手・ファンも納得できた試合だったのでしょうか。

どんなコンディションでも力を出せるのがプロという意見もあるかもしれませんが、それにも限度があります。

 

足場があれほど荒れている状態で、足元を気にするなというのは無理なことでしょうし、足元を気にしてしまう以上普段のプレーとは違ったものになると思われます。

 

 

お客さんの中には、「年に1日しかない希望休をこの日に取った!」とこの日でなくてはならない人もいたかもしれませんが、その人でさえしっかりしたプレーを見たいはずです。

 

少なくとも、私は一流の選手たちの最高のパフォーマンスを見たいのです。

 

それはもちろん選手たちの安全があってのこと。

たまたまあの試合ではアクシデントは起こりませんでしたが、もし足を滑らせて転倒して負傷などしていたらどうなっていたでしょうか。

そういったアクシデントは良いコンディションでも起こり得ますが、その危険性は全く違うものでしょう。

 

 

 

これはどんな種目でも同じだと思います。

先月、台風によりマラソン大会が中止になったりしていましたが、プロであれアマチュアであれ、選手・関係者・応援の方など安全が確保できなければそれは満足できる質にならないかもしれません。

 

危険があると判断した場合は、とりやめるという判断も重要なのではないかと改めて感じました。