2月の旬。

JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。

 

今日は節分ですね。

豆まきは定番ですが、いつの間にか定着している「恵方巻き」、口にしたことがある方も少なくないと思います。

巻き寿司をその年の恵方(今年は北北西だそうです)を向いて無言でほおばることで、幸運に恵まれるとされている風習です。

 

この恵方巻き、発祥は大阪という説が有力ですが、広げたのは大手コンビニチェーンだと言われています。

 

昔ながらの伝統というよりは、最近ポッと出てきたのではないかという印象がありますが…

それほど高いハードルでもないので、商戦にあえて流されて意図的に幸運を掴むのもありでしょう。

 

 

この時間なら、お手頃価格になっている・・・かも?

 

 

2月の旬食材

さて、2月はまだまだ寒い時期です。

風邪やインフルエンザなどが引き続き流行する期間でもありますので、食事をしっかりと充実させて乗り越えたいものです。

 

旬の旬たる所以は、その食材が最も美味しく栄養価が高いことだけでなく、その時期に必要とされる成分が豊富に含まれていることにあります。

2月の旬食材をいくつかご紹介します。

 

野菜では、春菊、キャベツ、大根、そしてブロッコリーなどが旬を迎えます。

実はこのブロッコリー、ビタミンが豊富でg当たりの含有量はレモンを上回ります!(実はレモンより多いものはたくさんありますが…)

今はスティックのような形のものも増えていますが、それぞれに疲労回復にも効果があり、運動をする方はもちろん積極的に取り入れたい食材の一つです。

 

 

寒い時期に旬を迎える果物は多くはないですがキウイの他、はっさくやいよかん、オレンジなど酸味があり俗にいうビタミン豊富なものがあります。

例えばいよかんは、疲労回復や高血圧予防だけでなく整腸作用もあり、美味しいだけでなく身体に嬉しい食材です。

 

 

 

魚介ではさわらやひらめなどサッパリと食べれるものから、あさりや牡蠣、カニのような風味豊かな食材などが挙げられます。

さわらは、味わいの面でも旨味成分であるイノシン酸や窒素量が多いだけでなく、DHAやEPAもイワシやサンマを凌ぐ栄養価も蓄えています。
※DHA(ドコサヘキサエン酸):脳や神経の発達に有効とされる。
※EPA(エイコサペンタエン酸):血液を含む循環器系に効果をもたらすとされる。

 

 

その食材の旨味が凝縮されていて、かつ身体に優しいのが旬食材。

 

地域によって手に入りやすいものやそうでないもの、価格の面など色々と考えないといけない点もありますが、いつもの食卓に「ちょっと1品」彩りに加えて、元気に寒さに打ち勝ちましょう。