「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
頻度はそこまででもないと思いますが、また以前のように感じたことも書いていこうと思います。
お付き合いいただけたら嬉しいです。
これぞ頂上決戦
先週個人的に一番の注目は、何と言っても日本シリーズ。
戦ったのはオリックスバファローズと東京ヤクルトスワローズ。
おそらく誰も予想していなかったであろう(希望というか期待はあったかもしれないけども)組み合わせ。
それもそのはず、両チームとも2連連続でリーグ最下位。
盛り返しはあるにしてもいきなり優勝というのは…それが両リーグ共に、ともなれば尚更です。
CSも全勝で突破した両チームは、双方譲らない近年稀に見る白熱した試合を展開。
期待されたエースなど抑えるべき人は抑え、役者が打つ。
中継ぎ以降の1つのミスを見逃さず攻め込み、好守で粘る。
まさに一進一退で、見どころ満載。
双方がハイライトと言えるような場面を作り出し、どちらに転んでもおかしくないような緊迫した試合がシリーズ全試合にわたって続きました。
優勝が決まった第6戦も延長12回にもつれ込むなど、最後まで譲らない姿勢は非常に面白かった。
でも見てて疲れた(笑)
選手の緊張感は想像を絶します。
そんな中でのオリックスの絶対的エース山本投手の劣勢でも笑顔を時折見せるメンタルは凄まじいなと感じました。
打ち合いも派手でそれも楽しいですが、1つのプレーで流れが変わる高校野球のような展開は、まさに野球の醍醐味が凝縮されていたのではないかと。
(出来ることならこの舞台に西武が立っててほしかった…という西武ファンのつぶやき)
ヤクルトが優勝を決めた決勝点は、怪我に苦しみながらも打撃においては天才と称される川端選手が代打で結果を残しました。
今シリーズ打たれた印象の強いマクガフ投手を回跨ぎで抑えまで務めさせる。
オリックス中嶋監督も采配が光ってましたが、高津監督のそれがわずかに上回ったのかなと。
逆に12回裏に追いついて…となっていたらこの評価さえもひっくり返るほど紙一重。
ここ数年は一方的な展開も目立ちましたが、記憶の中ではこんなに面白い日本シリーズは今までになかったように思います。
フラットに見られたから、というのもあったかもしれません。(2008年は応援をしているという意味で個人的には盛り上がったシリーズですが)
今年はオリンピックもありましたしスケジュールが例年より遅くなり、12月近くしかも最終戦は屋外で気温一桁の中での試合と過酷な環境にもかかわらず、素晴らしい戦いを見せてくれた両チームに拍手。
しばらく見られないのが寂しいけれど。
来シーズンも盛り上がってくれることを願いつつ。