「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
1年遅れの東京オリンピックが終わり、少しずつ22年の冬季五輪の文字を目にすることが増えてきました。
コロナの影響で間隔がズレたこともあって、もう??みたいな感じです。
そして次の夏のオリンピックに向けての代表権争いが早くも始まろうとしています。
マラソンでは24年パリ大会でもMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)が行われることが決まっています。(参考記事:アツイ戦い)
その出場権を得るための対象大会の最初が福岡国際マラソン。
12月5日に開催されます。
ちなみにこの福岡国際マラソンは、今大会が最後になります…寂しすぎる。
JMC
MGCと並行して、新たにJMC(ジャパンマラソンチャンピオンシップ)シリーズと題した取り組みが行われます。
期間内の大会における記録や日本人順位からポイント換算をしていくというもの。
JMCのランキング上位の選手、対象大会で指定の記録を上回った選手たちでMGCが行われます。
1つの大会で爆発的な記録を出す選手もいれば、川内選手のようにどこでも高水準で記録を出し続けられる選手もいます。
それぞれの特性を生かしながら予定を組んだりできますし、非常に面白いと思います。
私もMGCの際に、F1のような順位などでポイント制にしたら面白いのに…とか考えていましたが、私程度のアイディアはさすがに浮かんだようです(笑)
そして賞金もちゃんと出ます。
1位600万、2位300万、3位100万が男女それぞれにだされるようです。これに向けた準備を考えたら決して高額とは言えない気もしますが、今までなかったことを考えると進歩です。
出来れば前回のような日本記録で1億円のような、インパクトを…
アスリートがアスリートでいられる構造を整えていくことも大事。
瀬古さんを中心とした前回のプロジェクトチームからは変わった体制とのこと。
19年のMGCは初めてにしては非常に盛り上がったと思います。
このJMCがMGCをベースにしつつ底上げを出来るかどうかというところにも注目。
まだまだ面白く、そして強い選手を選ぶために改善は出来ると期待して。