JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。
昨日に続き、食事に関する考え方を少し書きます。
食事のバランスは、コマのように例えられます。
上から順に…
「主食」→「副菜」→「主菜」→「乳製品・果物」
という形です。
良いバランスだとうまく回転し続けられるということでコマに例えられます。
しかし、この形を見てもらってもわかるように、バランス取るのは難しそうですよね。
実際に「理想」とされる食事のバランスを取るというのは、これを実現させるくらい難しいのです。
「1日30品目」が健康維持のために推奨されていますが、実行出来る人はどれほどいるでしょうか。
少なくとも私には難しいです(笑)
それ以前に、実際に冷蔵庫に30品目以上が揃ってるという家庭は間違いなく少数派でしょう。
そもそも数えるのも煩わしい。
そして30という数字にとらわれると義務のように感じて、作るのも食べるのも楽しくなくなる気がします。
そこで意識してほしい目安。
「食べたいものを食べる」
これです。
別にジャンクフードやお菓子、ケーキやフルーツが好きな人にそれを食べまくれというわけではありません。
「食べたい色」を増やしてほしいのです。
彩りは食欲をそそります。
不思議なもので、人の脳は「色」を判別して蓄積したデータを基に期待値を上下させます。
どんなに美味しく調理したものでも「色」を奪うと味を感じられなくなります。
興味を引くために、真っ青や真っ黒な料理を見ることはありますが、見た目だけで「美味しそう!」とは感じるのが難しいのです。
色を増やすことは、自然と食材を増やす事に繋がります。
見た目で「食べたい」と思える色を増やすことが、手軽に出来る第一歩。
今日の食卓に、「もう一色」足してバランスアップ。
食事をしっかりとって、暑さを元気に乗り切りましょう!
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