驚きのスピード。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

新型コロナウイルスの影響で開始が延期されていた陸上のダイヤモンドリーグ(DL)の初戦が実施されました。
そしていきなりすごい記録が生まれました!

 

男子5000mでジョシュア・チェプテゲイ選手(ウガンダ)が従来の記録を約2秒更新する12分35秒36の世界新記録で優勝を決めました。

単純に平均タイムを出すと2分31秒/km。100mを約15秒の速さ。何らかの競技をしていなかった人にとっては100mでさえこのスピードで走ることは簡単ではないでしょう。それを5000m…とんでもないスピードです。
DLに出場するのは世界のトップクラスの選手ですから我々が想像できない凄さであることはわかっていても、実際にこのスピードを実感したら度肝抜かれるに違いない。
しかもこれは平均タイムなので、終盤のスパートなどはこの比ではないでしょう。一度でいいから抜かれてみたい(笑)

 

 

ちなみに日本記録は大迫傑選手の13分8秒40。このペースも2分37秒/kmなのでとてつもないスピードではあるのですが、世界記録とはなんと30秒も違いが。いくらスピードが違うといっても、たった5000mでこの差は大きすぎますね…

それだけ世界で戦うことは難しいというのを改めて感じさせられる数字でした。

 

 

本当だったら、こういう記録が生まれる場が日本だったかもしれないと考えると少々残念ではありますが、形や場所は今までと違っても、選手が躍動できる場が少しずつ出来てきているということは嬉しいことです。

こういう驚かせられるニュースを見る機会が増えることを願います。