「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
ここ最近よく言ってますが、マラソンシーズンです。出る方も、見る方も、応援やボランティアなどいろんな楽しみ方があります。
出る方が多いと思いますので、ちょっとした「意識」のところをお伝えできればと思います。
フルマラソンはトップクラスの人でも2時間以上、市民ランナーで完走目的という方は7時間近く動き続けることもあります。
それだけの長時間身体を使うわけですから、当然疲労はします。その疲労は避けられませんが、実感する疲労を小さくすることはできます!疲労そのものを小さくしたり、影響を小さくすることはトレーニングによって可能になりますが、そのことはまた別の機会に。
マラソンはメンタルのスポーツ
マラソンはメンタルのスポーツともいわれます。身体は思考の影響を受けることが多いです。
たとえばトイレのマークを見たり、「トイレが近くなるの嫌だな」とか考えているとき普段よりかえってトイレに行きたくなることありませんか?
意識をしてしまうと、そちらに作用してしまうということはあり得ます。
作用するなら、それを利用すればいいのです!たとえば…
「まだ〇kmか…」
「もう〇kmも来てる!」
どちらが楽しめそうですか?
長い距離で考えるのが苦手な場合は、細切れにして5kmをあと〇回走ったらゴール!とか、「もう3分の1きたなー」とか考えるのもいいかもしれません。
「自分に出来るかな…」
「出来るに違いない!」
当日に飛躍的に能力が上がることは残念ながらありません。でも、その日まで積み上げてきたことはあるはずです。そこに自信を持ちましょう。
「成果をどれだけ発揮できるかな…」
「どこまで出せるか楽しみだ」
今までの発表会のような気持ちで、出来ることを出し切ろう!と考えてみるのはいかがでしょうか。
「うわー…足重い。しんどー!」
「足重たくなってきた。頑張った証拠!」
普段の練習でも、こんな感じに切り替えられるかもしれません。
挙げればきりがないので、ちょっとだけですがこのように同じポイントに着目するにしても、ちょっと目線の角度を変えてみる。
たったそれだけで、パフォーマンスに変化が出るかもしれませんよ。同じ考えるならその方が楽しめると私は思っています。
あなたに合った考え方があるとは思いますが、一度全部前向きにポジティブにとらえるという方法やってみてはいかがでしょうか。