夏は彩り鮮やか。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛の野見山健治です。

同時にスポーツフードアドバイザーという側面も持っていたりします。

 

 

7月は本格的な夏が訪れます。

そんな暑さ真っ盛りの時期に、旬を迎える食材。

夏野菜といえば、鮮やかな彩り!

栄養たっぷりな緑黄色野菜が旬を迎えます。

 

 

暑さで食欲が落ちたりすることもありますよね。そんな時に生姜やみょうが、大葉、にんにくなどの風味が食欲をかきたててくれます。

薬味に使われるようなこれらの食材は、同時に発汗や代謝を促してくれるので体温調節をするためにも効果を発揮します。

 

 

また水分を多く含んだものが多くなるのも特徴です。なすやきゅうりと言った野菜だけでなく、桃やすいか、ぶどうなども美味しい季節です。

 

水分補給という意味では、飲み物は欠かせません。しかしそれだけでは難しいです。

料理をする際には、塩や醤油などの味付けをしますよね。適度な塩分は身体の状態を保つために必要不可欠です(もちろん摂りすぎには注意ですが)。

 

以前よりあまり目にしなくなりましたが、スイカを食べる時に塩を振って食べるというのは甘さを引き立てるだけでなく、そういう観点からしても効率の良い食べ方であると思います。

 

 

他にはどんな食材?

いくつかをピックアップ。(好みも大きく影響しています)

 

甘みの強いとうもろこし。主成分はでんぷんで、糖質が多く、ビタミン類や発汗に影響するカリウムなどのミネラル、食物繊維も含む有能さ。

栄養価ではオクラも負けていません。整腸作用のある食物繊維、粘り成分のムチンは胃を保護したりたんぱく質の吸収を助けます。ミネラルも豊富なので夏バテ対策には是非加えたい食材です。

 

 

魚介類では、太刀魚がオススメ。白身ですが脂肪分は高くさっぱりしていながらふっくらとした食感を楽しめます。油と相性も良いのでバターソテーなども良いでしょう。

ナイアシンやマグネシウムは血行を安定させたり、リンが神経などのバランスを整えます。

 

海の家などで良く見る印象の岩牡蠣やしゃこも美味しい季節です。

 

 

 

たとえばこんな料理

おくらとみょうがを主役に簡単なレシピを。

①おくらは「がく」を取り、さっと洗って、塩でいたずりをします。

②沸騰したお湯を準備し、火を止めて塩がついたまま入れて1分ほどしたらすぐに上げます。

③おくらを輪切り、みょうがは千切りにします。

④それらを混ぜて、ごま油と醤油で味付けするだけ。(味の濃さはお好みですので醤油は濃口・薄口問いません)

 

食感や彩りを考えると、きゅうりの千切りやトマトを加えるのもいいかもしれません。

 

 

熱すると溶けてしまう成分もあるので、余すところなく摂りたいという方にはみょうが・おくらのお味噌汁もオススメです。その時は具材に油揚げを加えることでさらに吸収を高めることも出来ます。

 

 

旬の食材を上手く活用することで、身体の機能をよりよい状態に保つようにしていきましょう。