「理想の姿」に向かって共に歩むスポーツフードアドバイザー、相支走愛の野見山健治です。
まだまだ暑さ全開の8月。皆様体調を崩してはいないでしょうか。
日中だけでなく夜間も気温が下がりきらなかったり、湿度も高く身体に負担がかかりやすいので、適度に空調を利用していくのも良いのかもしれません。
…私は空調が苦手で、同じ空間にいても1人寒がってしまうのでなかなか難しいのですが。
ベースは食べ物・飲み物
そのように身体の負担を小さくしていく工夫も大事ですが、やはり身体の土台となるものは口に入れるものです。
水分や食べ物、しっかりと摂れていますか?
水分補給は、以前にも書きましたが「喉が渇く前に、こまめに」がポイントです。
汗をかいている時は誰でも「飲まなきゃ」と思えるのですが、発汗を感じない時はその意識が薄らぎます。
とはいえ、汗が流れていないだけで確実に発汗により水分は失われていっていますから、身体を動かしていないときこそ気をつけて飲むようにしましょう。
そして食べ物。
7月に続いて、旬の食材は水分が豊富なものや代謝を促すものが多くなっています。8月も概ね似たような食材が旬を迎えます。参考記事:夏は彩り鮮やか。
その中で、今回はゴーヤ(にがうり)をピックアップ。
栄養価が高く、しかも過熱による損失が小さいと言われています。
とはいえ、せっかく摂るのなら小さな損失もなく、手間も少なく出来たら理想ですよね。
というわけで、簡単レシピをひとつ。
・ゴーヤは縦半分に割り、わたをスプーンなどでそぎ取ります。
・5mm幅くらいにスライス。
・軽く塩を揉みこみ、塩昆布をひとつまみ加えしばらく置きます。※1
・仕上げにごま油を回しかけて完成。(お好みでごま油の代わりにツナ缶を油をあまり切らずに加えるのも良い)
※1
(苦味が気になる方)
塩を振って、軽くもみこみ、一瞬熱湯にさらしてから水分を切ってみてください。
これでゴーヤの浅漬け完了です。
ゴーヤチャンプルーなど炒め物がメジャーですが、そのような時カレー粉で食欲をかきたてる香りをつけるという工夫もオススメです。
簡単に風味づけをして味を変えるというのも楽しいですよ。
蛇足。
昔の記憶は何かとリンクしていることが多くあります。たとえばお盆にお墓参りに行くときに、車のラジオで高校野球の中継を聞いていたこと。(私の母校は、今年春夏連続出場を目指していましたが、惜しくも決勝敗退。甲子園に来ていたら、チケット意地でも取ろうと思ってたので残念。)
その帰りに「牧のうどん」で肉うどんorごぼう天うどんとおいなりさんを食べていたこと。
そして時期にあった果物を買って帰っていたこと。
近くに果樹園があったので、りんごやぶどう、梨などお腹いっぱいになるくらい食べていたので夏=美味しいという記憶があります。
しっかり食べていたのが、健康の土台になっているのだなと今更ながら感じます。その習慣はこれからも大事にしていきます。