刺激と感動の2日間。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

先週の金曜日と、今週の月曜日。
小学校へ講師としていってまいりました!(参考記事:これはもう事件

今回は兵庫県の明石市立林小学校。
とある繋がりからPTAの役員の方に。そしてPTAの方が積極的に学校側にプッシュをしてくださったおかげで、今回実現したのが「走り方教室」!

POPまで作ってくださり、感謝感激です。

 

さらにはコロナによる不安定な運営に加え、外国語やプログラムなどどれだけ増えても足り無さそうなくらい大変な授業運営の中、貴重な時間を使わせていただいたことに学校の先生方には感謝です。 

それだけにかなりのプレッシャー。

 

子どもたちが楽しいと感じてもらえるよう、そして何か1つでも良かったと思ってもらえるよう。
先生方にとっても、内容が参考になったら…などとあらゆる方面に意識を働かせつつプログラムを組みました。

 

実りある時間に

場所は体育館を使わせていただくことに。
4~6年生の高学年が初日、1~3年生の低学年が2日目と2日に分けて、各学年ごとに授業時間45分間。
なかなかにタイト。

 

当然ながら学年によって出来る事や理解力には大きな差があります。
今回個人的に考えていたテーマは「出来るを感じる」、「共通言語を作る」。

 

伝えたいことは山ほどある。でも時間はない。
動きを習得させるのではなく、普段出来ることややったことのある動きをベースにしながら、「走る練習」にするコツを伝えることにしました。

 

また他の学年やクラスの生徒同士で同じ認識を作り相乗効果を生み出したいと考え、出来るだけポイントは同じような伝え方をすることにしました。
もちろんやり方や動き方、言葉の選び方は学年毎に変えながら。

 

(実施時の様子。学校HPより転載)

とにかく元気!
積極的!

 

たくさんの笑顔がはじけていて、楽しんでくれたようでした。
見ているこちらも元気になれるくらい。

苦手な子もいたと思いますが、それぞれに一生懸命に取り組んでくれたことが嬉しかった。普段から伝えているんでしょう、「まずやってみる」と思える空気になっていることが素晴らしいと思いました。

 

 

「速くなれた気がする!」と感想を伝えてくれる子もいたり。

終了後には勝負を挑まれたり(大人げなく抜き去りましたがw)、さらにはまさかのサイン攻め(というほどじゃないけど)。
サイン求められるなんて宅配の受け取り以外では初めてじゃないか?

考えておけばよかったー(笑)

 

 

とか言うてますが。
本当に貴重な機会になりました。この機会を作ってくださった、そして関わってくださった全ての皆様にあらためて感謝です。
ありがとうございます!

私自身も楽しく刺激的な時間になりました。

学校の違い

終了後には学年を代表してお礼を言ってくれたり、個人的に感想を言ってくれる生徒もたくさんいました。

自分の思ったこと、こんなに言葉に出来るの??と驚くほど。

 

予め考えたものじゃなく、当日やった内容を含めて伝えてくれるのです。
普段から考える癖をつけたり、実際に話す場面がないと簡単じゃありません。きっと日常的にやっているんだろうなぁ。

 

学年の「色」の違いを感じたのも新鮮でしたし、学校全体のいろんな個性を受け入れる生徒同士の空気というのがステキで心地良い空間でした。

 

先生方の熱意も凄いですし、教頭先生が生徒の名前を憶えていて呼びかけたり、校長先生がかなりのスピードでブログの更新を積極的にされていることにも驚き。(文末にリンクを貼っています)

初日(高学年):林っ子 4・5・6年 走り方教室|校長室から|明石市立林小学校 (edi.akashi.hyogo.jp)

2日目(低学年):走り方教室 1・2・3年生|校長室から|明石市立林小学校 (edi.akashi.hyogo.jp)

 

さすがは子育てに力を入れている明石市というところでしょうか。それともこの学校が素晴らしいのでしょうか。
驚きと共に感動しました。

 

 

毎週会っている走り方教室の生徒にも、こういう力を是非身につけてほしい。
週1ではあるけれど、少しでも伝えられればと改めて感じました。