「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
ランナーのほとんどが気にするものは、時間と距離ですよね。
便利なものが増えてきて、今ではランニングのツールとしてGPS機能を利用しているランナーが確実に増えてきています。以前は値段の高い時計が主流でしたが、無料のアプリでも計測ができるようになってきていることがその要因でしょう。
ちなみに私はGarmin(時計)を使い続けています。
GPSでデータを取っていくと、日々の練習の積み重ねを確認して達成感を味わうことができます。月間走行距離などを気にするタイプの方はまさにこれに該当します。これにとらわれるのは危険ですが、気持ちを維持するために有効でもあります。
私が考える一番の利点は、今までの自分のトレーニング内容を振り返ることができる点。
どんな取り組みをしていたときに、自分のパフォーマンスが上がったのか。伸び悩んでいるときはどうなのか。そういう振り返りにヒントやきっかけが潜んでいるはず。
自分がやってきたことですから、出来ないことはありませんからね。
そこから今の状態を洗い出して、見直すのか磨きをかけていくのか。単なる距離の積み重ねにしないためにも、定期的にこういう作業は必要だと考えます。
ゲームのように
それ以外にも、モチベーションを上げるためにちょっとしたゲーム感覚で取り組める機能もあります(garminと連携させている私が使ってきたアプリにはほとんど存在していました)。
それはコースを作ること。
良く使っている「ホームコース」があなたにもあるはず。
そこを一部(または全部でも)コースとして登録をするだけで、今後は過去の自分へのチャレンジができます。昔のマリオカートのタイムアタックで出てくるコースレコードのゴースト的な存在…ってわからないかな(-_-;)
以前と比べて自分の走力が上がったのかどうかを確かめたり、調子がどうかというのを客観的に見ることに役立てられます。
作った自分だけのコースにしておくこともできますし、全体に公開をすればそこを通った人がランクインしてくることもあります。逆に誰かが作って公開しているコースで自分がランクインすることもあります。
この機能を使えば時間帯は違っても、自分だけじゃなく他のランナーと競うことができるんです。
ゲーム感覚ではありますが、順位を競うためには鍛える必要が出てきます。人によってはここに面白さを感じるのではないでしょうか。
どちらかというと、私は感じる方の人間です。
つい先日も…
stravaで設定されていたコースにおいて1位をゲット!実はつい数日前まで1位だったのですが別のランナーに更新されたという通知がきたので、奪い返しに行きました(笑)
「取り返せ!」ってなもんです。
楽ではないけど、やってるときは集中できるし楽しい。
負けん気の強い方には使ってほしい機能のひとつ。身近なところでモチベーション維持や刺激のポイントを手に入れることができます。
今は集団で走ったり、大会に出たりということが自由にできません。
こんな時だからこそこういう機能を使って、気持ちに火をつけるというのはいかがでしょうか。
そんなstrava内の相支走愛ページはこちら→https://www.strava.com/clubs/489146
場所や走力や違っても、お互いに刺激をしながら取り組むことができます。
不定期にバーチャルランのような形でも立ち上げていきますので、この機会にいかがでしょうか。
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