「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛の野見山健治です。
今日の練習会ではビルドアップ走を行いました。
ゲージが長い方がペースが上がっています。
設定ペースは6’30/kmで2km。その後は1kmごとに30秒ずつ上げる。
4’30まで来たら、その後は4’15-4’00-3’50の予定。
結果は…
6’27-6’30-6’00-5’30-5’00-4’30-4’14-4’01-3’51。おまけで3’37のトータル9段階のビルドアップ走。
ちょっと気持ち悪いくらいピッタリでした(笑)
普段のトレーニングで意識をしていることとペースメーカーなどの経験が役立っていると思います。
このペース感覚は大いなる武器だと自負しています。
勝ち癖をつける
人は意識の有無の関わらず、いつもやっていることを基準としていきます。これは良い面もあれば悪い面もあります。
少しでも良いタイムを狙いたいのであれば、中盤以降の疲労が出てきたところでしっかりと粘れるかが大きなポイントとなります。
35km以降だけでも10分以上変わってくるなんてザラですからね。
いつもランニングをするときに、「あぁ…疲れた」と最後は歩くように終わっていればそれが当然となってしまいます。結果として、いざ本番!と言うときにも終盤に歩くような癖が無意識についているのです。言ってみれば負け癖です。
一方、最後まで一定ペースで走りきる、あるいは終盤上げて終わるようにしていれば、ここぞというところで出し切る癖が出来ているので、踏ん張る能力が高まっています。仮に数字上ペースが上がっていなくても、同じタイムが出せていれば「出力」は上げられているので良いでしょう。上げたんだという意識が必要です。
自分の中での記録を狙って行くのであれば、この能力は培っておきたいところです。
そのためにもビルドアップ走は効果的です。否応なしに終盤はペースアップをしていきますから。
もし最後に上げきれない場合は、最初~中盤のペースが早すぎる可能性があるので見直すことも必要かもしれません。
このようにトレーニングはやり方や距離、スピードによって走力だけじゃない付加的な効果も得られることもあります。
是非その効果を実感しに来てみてください。
来週も水曜19:15~練習を行います。お待ちしております。
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