刺激的な1週間。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

先週はスポーツワンのiPS財団チャリティマラソン、そして毎年恒例となっているなにわ淀川マラソンに関わらせていただきました。

こうして活動の場をいただけることに感謝です。本当にありがたい。

 

その感謝は、形として返さねば!と挑んできました。

初体験

21日に開催された「iPS財団チャリティマラソン」には、ノーベル賞を受賞されたあの山中伸弥教授が挨拶、そしてランナーとして参加されました。
知る人ぞ知るという感じかもしれませんが、フルマラソンでは3時間20分台の記録をお持ちの本格的ランナーなんですよね(しかも直近でPB更新!)。
私は急遽警護ランナーという形で山中先生のフォローをさせていただくことに。

 

光栄であるとともに、ペーサーとは違うプレッシャーでした。

 
ペーサーってある意味「無」になれるんです。もちろん周りに注意を払って声掛けをしたりと臨機応変な対応は求められるのですが、走ることに関しては一定のペースをベースに出来るので、個人的にはそれほどハードルは高くないのです。簡単でもないけども。

 

しかし、個人のサポートとなると目標ペースに対して、速くなるのか、遅れるのか、維持できるのか?などが全く読めないわけです。とんでもないビルドアップをするかもしれないし、終盤歩くかもしれないし、リタイアも無いとは言えない。
そこに万が一のことが起こらないように警戒するという最重要任務が入ってくるわけです。

  

初めての体験ということもあって、緊張感がたっぷりでした。
それでもコミュニケーションをとりながら走れましたし、タイム的にもまずまずのタイムでゴールに導けたので、無事に終えられたといえるかな。

 

そして同大会では、ペーサーの仲間が各ペースを導いてくれました。
いつもありがとうございます!
頼もしすぎる!

雨のなにわ淀川

そして週末はなにわ淀川マラソン。
1日目がハーフなど、2日目はフルや30kmなどが行われました。

 

初日はコンディションのことも考えて辞退をさせていただき、迎えた2日目…ずっと雨。

 

今回の担当は4時間。
いわゆる「サブ4」というやつです。

市民ランナーがタイムを目標にしたときの最初の壁に立ちふさがるものと言ってもいいかもしれません。

それだけに重責。

 

雨だったので体が冷えないように、装備も細心の注意を払ってチョイス。

この上にポンチョ、手袋の上にビニール手袋で挑みました。

密着系のウェアは基本オススメは出来ないですね。(体温調整を目的とした機能付きのものは除く)

 

この日の4時間ブロックは把握している範囲で5名のペーサー。
3つのグループに分けて進めるようにして、私が最後方のアンカーの位置に回ることにしました。こういう打ち合わせって、すごく大事なのです。

 

走り出した1kmくらいのところで大きな水たまりで大渋滞。
その後も3000mSCの水濠を彷彿とさせる水たまりだったり、ぬかるんだ芝エリアを横切ったりとスパルタンレースをやっているかのようなコースバリエーション。

ある意味飽きない(笑)

 

それでもスタッフの皆様が必死にコースを整えてくださったおかげで何とか走り切れました。雨の中、本当にありがとうございます。

 

走っている最中は差し支えない範囲で、アドバイスをしたり少し空気を和ませたりしながら少しでもいい雰囲気で走ってもらえるように心がけました。

 

 

前から遅れてくるランナーの中には、低体温症のような状態になり走行不能になっているランナーがチラホラと…
私はとにかく落ちてきたランナーの状態を見極め、頑張れそうな方には「ついてきて!」と声をかけながら、時に救護スタッフを呼びながら、無事にゴールが出来ました。

 

ゴール後には一緒に走ってサブ4を達成した参加者から握手を求められたり…

 

それぞれが頑張って準備をして、当日力を発揮できたからなんですよね。
私は特に何もしてないのです。それでもそう言ってくださるのは嬉しい。ペーサーだから味わえる達成感。

 

 

今回も楽しく、そして貴重な経験が出来ました。

皆様に感謝です。

 

次はペーサーとして5月に大きな大会があります。
これはまた追って。


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