「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
5月25日。私にとっての忘れられない日がもう一つ増えました。
そう、相支走愛presentsHAT神戸ハーフマラソンの開催日!まさか冠大会を開催することになるとは夢にも思いませんでした。(参考記事:5月25日はHAT神戸へ!)
こんな機会をくださったスポーツワンさんには本当に感謝。
数年ぶりに相支走愛の「のぼり」を立てました(笑)
この時点での心境:(めっちゃ少なかったらどうしよう…ペーサーの方が多いとかないよね??)
エントリー人数は一応聞いていたし好天にも恵まれたので、さすがにゼロということはないだろうとは思いつつ。とはいえ、予定は未定なので。
HAT神戸のなぎさ公園はランニングコースとして使用される方が多いので、こののぼりを撮影して通り過ぎる方もチラホラ。(できたら覚えててね)これが結構嬉しかったりする。
大会スケジュールの2時間前には会場入りしてたので、最終打ち合わせを行い、ボランティアの方ともコミュニケーションをとり。
でも何をやっても「そわそわ」。
ちなみにボランティアには授業をしている専門学生も来てくれてました。めちゃ嬉しい。彼らにとっても、何か感じることがある日になればいいなと思いつつ声掛け。
初なのにチャレンジ
初開催にもかかわらず、今大会ではいくつかのチャレンジをしていました。(無難にいけよw)
初なのにチャレンジ①
キッズラン。
あわよくば走り方教室の子やレッスンをしている施設のお子さんとか出られたらな、と思って作りました。
スタート30分前の8時を過ぎるとご家族も含めて少し賑わいが出てきました。エントリーは少なかったのですが、保護者の方などがとても協力的で。スタート前に挨拶と体操を行いましたが、一緒に準備運動にも参加してくださって子どもたちの緊張も解けた模様。
なんや、このかわいらしさは!
私もちょっとだけ伴走と見守りラン。
最年少は4歳だそうで。
2.5kmも凄い!というか何よりかわいい!
保護者の方も伴走できるようにしていましたが、普段は走らないという方やハーフの部のアップがてら走ってくれる方とかも一緒に走ってくれて。
とても温かい雰囲気に。
この時点での心境:(めっちゃ最高やん。子どものエネルギーってすごすぎる!)
その証拠に散歩で通りかかった親子連れから数組「これ毎月やるんですか?出てみたいです」というお声をいただきました。こういう反応もありがたい。参加者こそ少なかったけれどやって良かったと思う。
初なのにチャレンジ②
ペーサー拡充。
普段のハーフマラソンは完走目標タイム10分~15分毎に設定しているのですが、今回は1時間30分〜2時間までは5分刻み、以降2時間10分、2時間15分、2時間30分に配置。
さらには5km、10kmの部にもそれぞれキロ5分、6分ペースを配置し、ある程度慣れている方から初心者まで可能な限りカバーできるようにしました。
参加者が少しでも走りやすく、そして安全を確保できるようにペーサーを散りばめる形をとりました。いつも力を貸してくれる信頼できるペーサー仲間が力を貸してくれたのですが、その分負担を大きくしてしまいました…。
無理を言っているにもかかわらず、快く(じゃないかもしれないけど)対応してくださって本当に助かりました。ありがとうございます!
実際にレースでは各ペースが集団を形成しており、比較的ゆっくりめのペースの方もペーサーがしっかりとランナーを支えてくれている様子が見えました。
これも良かった点だと思う。
初なのにチャレンジ③
現在スポーツワン専属ランニングコーチという形で関西圏のほとんどの大会に帯同させていただいていますが、その際にはスタート前のランニングクリニックを10分程度行っています。
今大会は全体でのランニングクリニックはそのまま実施で、付け加えて事前申し込みのセミパーソナル的な走り方教室というのも実施。
(これも誰も来なかったらどうしよう…という不安)
ところが申込制で5名までとしていたはずが…??
めっちゃおるやん!!嬉しい悲鳴。
この時点での心境:(おいおいマジかよ。最高すぎるやん!いっちょやったるで!←九州人のくせに)
「参加者が少なかったらいけない」と参加してくれるボランティアの子もいるくらい(気を遣わせてごめんなさいね)。
急遽セミパーソナル的なのは動きづくりのみにして、ドリルを実施する形に変えました。
これをハーフの部、10kmの部、5kmの部それぞれで実施。
普段よりは密にお伝え出来たし、それがお話のきっかけにもなったし。これも良かったと思う。
チャレンジはして良かったと思う。
もちろん全てが成功というわけじゃないけども、やったからこそわかることもあるわけで。経験として刻んでおこう。
不安はいずこへ
人が少なかったらとか「トラブルがあったらどうしよう」という不安は、動き出したら一瞬でどこかへ行ってしまいました。
正直なところ、人が1人だろうと100人だろうと私がやることは変わらないと思っています(やり方は変えるけど)。
そこに出力の違いはないし、全力を尽くすことは当たり前だから。
とはいえ多い方が良いなぁというのは本音。
蓋を開けてみると、当日エントリーも含めると168名のご参加!
スポーツワンの大会常連の方、箱根出走経験のある超絶ランナーから、今回が初めてマラソン大会という方、そして過去の大会や相支走愛イベントに来てくださった方、私がコーチとして携わっているメンバーの方が「野見山コーチがいるなら」と来てくださって。
大会直前に「当日エントリーできますか」って問い合わせをしてくださった方もいて、実際に来てくれて。もし来れなかったとしてもこういう小さな一つ一つがありがたい。
泣いてまうやろーーー!(実際ちょっと涙腺緩みかけたのは事実)
というのはこっちの話で。
参加してくださる方が満足してもらえるのが一番だったのですが、どの部門もめちゃくちゃ楽しそう😆
この時点での心境:(勇気出してやってみてよかった。みんな大好きだー!!)
今回は私が、各部門セミパーソナル→全体ランニングクリニック→開会挨拶→スターターのヘビーローテーションでなかなかお話する時間作れなかったことだけが心残りですが、身体1つなので欲張りません(笑)
たくさんの笑顔を見られたし、満足した表情や悔しい思いを隠せない方も、本気でぶつかっていける場を作れたこと。
そして、大きなトラブルなく無事に終えられたことが一番です。
本当にありがとうございます。
この機会をくださったスポーツワン、ボランティア、力を貸してくれたペーサー、そして何より参加してくださった参加者とそのご家族。この誰か1人欠けてもうまく回らなかったと思います。
関わってくださった全員に感謝です。
出てくる欲
今まで運動指導やペーサーの統括などで現場レベルでは運営側で動いていることもありましたが、今回は大会準備も含めた運営側に回るのが初めてでした。
「とにかく参加してくれる人が少しでも来てよかったと思っていただけるように」ということだけを考えていました。
たくさん笑顔を見ることが出来たということで、初回としては十分かなと(自分に甘い)。
ただ同時に課題やもっと出来る!ということも見えてきました。経験から得られるものは大きいですね。
これをただの経験で終わらせず、出来る事ならこういう誰でも楽しめるような大会をまた出来たらという思いが芽生えてきました。人間は欲深い(笑)
もしその日が来たら、参加のご検討よろしくお願いいたします!
最後にもう一度。
感動の1日、心からありがとうございます。
無事に終えられた記念に、ちょっとだけご褒美でした。
染みた。
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