「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
もう自分のライフワークの一つといっても過言じゃないペースランナーとしてのサポート。
先週末には大阪30K冬大会において、その活動をしてきました。
あれ?間違いなく今年の大会なのですが、年号が22-23になってる?まぁいいか(笑)
この30Kシリーズは私がペースメーカーとして活動を始めた大会なので、一層思い入れがあったりします。
今では自身が走るだけでなく、スタート前の準備運動やコメントをさせていただいたり、ペーサーのとりまとめのようなこともさせてもらってます。本当に感謝。
スタート前のペーサーミーティング。
からの準備運動。
「8時30分からお願いします」という話だったのが、マイクが回ってきたのが8時40分を回っていたのは本気で焦った。時間を調整しながら実施をして、なんとか予定時間には終了。駆け足になっちゃったけども少しでもお役に立ててたらいいなぁ。
そんなで出遅れましたが、ペーサーの集合写真にはなんとかギリギリダッシュで駆け込み!
おかげでウォーミングアップにもなりました(笑)
この大会の良さは、フル2時間50分ペース~5時間まで幅広いペーサーがいることだけでなく、前回からrunmetrixを用いてasicsレースレポートを受けることができるということ。(参考記事:レースレポートのレポート)
ボリュームゾーン
今回の担当はフルマラソン3時間30分ペース(キロ5分よりほんの少し速いくらい)。
だいたい3時間30分~4時間くらいがこの30Kシリーズのボリュームゾーンなのです。今回も非常に多い。ただペーサーも多い。
今回は4名、しかもそのうち1名が弓削田眞理子さん!
マスターズ女子のフルマラソン世界記録保持者なんです。62歳でサブスリー(当時の世界記録)、65~69歳の現世界記録保持者という超人。ちょっとだけお話しできましたが、バイタリティの塊という感じで超パワフル!それだけでも元気もらえます。
「速ブレ」は弓削田さんにお任せして、残り3名は前半型ランナー向けに気持ち速めの2名、そして私はスイーパー的なポジションで最後方から「追い抜かれたら間に合わないよ」の鬼的な存在。
このコースは狭い場所や足場の良くないところも一部あったりするので、安全管理が何より大事だったりします。そのためにも人数がいてある程度人数を分けることも重要な役割。スタート前に参加者にアナウンスしてそれぞれに合った位置取りをしてもらいます。
この日は比較的穏やかな気候ではありましたが、風が強い。往路は追い風でしたが、復路が向かい風。片道5kmの3周回のコースですが、2周目から風が強くて、笑いが出てくるレベル。
参加ランナーの心が折れないように、そして少しでも気が紛れるように声掛けをしながら。
最終周回になると、「ここまでありがとうございました!」と言ってどんどん前に出るランナーが!
ペーサーとしてはこれが理想だと思っています(正直寂しくなるけど)。
余力を残せるくらい安定して引っ張れたということだと解釈してます。だからゴール前になったら1人になっても平気だもん!(本当はだいぶ寂しいし、追いかけたい)
折り返して向かい風になってからも、皆がお互いに声を掛け合い、上がっていく背中を追って「自分も!」と集団から飛び出す。
なんてすばらしい集団なんだ!
その力強い背中を目線で追いつつ、エールを送り、力強く(?)送り出しました。
ほとんどのランナーがそのままゴールまで駆け込んでくれて、ベストだったり目標達成だったりといい走りに繋がったみたいです。
しかもゴール後少し待っていてくれて、改めて「ありがとうございます!」なんて言われたら、それはもう最高ですよね。
ペーサー冥利に尽きるという感じ。
今回も無事に、そして確実にこなせて一安心。
参加された皆様、お疲れさまでした!
ここで皆様が戦った姿、そして駆け抜けていった姿に大きな力をいただきました。
これを来月の自分のレースに生かしていきたいと思います!
一緒に大会を盛り上げてくださっていたMCのダイキさんと共に。
またこうした活動はいただける限り続けていきます。
貴重な機会をありがとうございます!
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