リアルな大会。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

先週末に行われた大阪30K

久しぶりにペースメーカーを配置するということで、今回も走らせていただきました。
貴重な機会をありがとうございます。

 

コロナの影響で中止・延期となる大会や中にはなくなってしまうものも…
正直今回も急拡大の影響で中止かペーサーは置かなくなるのでは?と心配しておりましたが、考えられる対応を進める中で走ることになりました。

 

検温や2週間遡っての健康チェック、走行時以外のマスク着用や消毒、細かくブロック分けした分散スタート、整列時の間隔をとる…

など。

もちろん完璧ではないけれど、こうしたひとつひとつの積み重ねがリスクを減らすことには繋がる。
参加される皆様のご協力あっての大会です。

 

熱気

ここ数日は冷え込みが強く、先週は雪が舞う日もあるくらいでした。
この日も朝は気温も低かったですが、日差しが出てきて寒さも和らいできました。風も淀川にしては弱くて、思ったより走りやすいコンディションに。
 

申告タイム別に50名ずつがスタート。
こういう機会が少なくなっていても続けているランナーですから、意気込みが違います。
その思い入れの強さを感じました。

 

第1部のトップは1時間50分台でゴール。
しかもまだ余裕がありそうな様子でした。
その後も好タイムで続々完走。

 

熱い思いには熱い走りで応えねば。

ほぼ日が昇り切った11:30に第2部のスタート。
私は今回フル4時間30分ペース(30kmだと3時間10分)を担当。

 

一人ペーサーはプレッシャーがなかなかです。

 

スタート直後で20名ほどに置いて行かれ(笑)、一瞬自分の感覚が狂ったか?と不安になりましたが、1km通過が6分20秒でピタリ賞。
今回はコースの特性もあり完全に一定というよりは、5km毎に本番を想定したごく小さな波を意図的に作るような形にしました。
 

片道2.5kmの6往復(1周回当たり5km)でしたが、1周回目でやや長めだと感じ、少しずつ引き上げて調整。
これも体が温まってから調子に合わせてペース設定という流れにも繋がってもらえたらと。

 

 

手元では3時間9分50秒なので誤差10秒にて完走。
いつもより数多くのランナーを最後まで導けた気がします。皆様の思い感じました。

少しは後押しできたかな。

 

お疲れさまでした!

 

リアル大会の素晴らしさ

ランニングは一人で出来ます。
練習で複数名集まると、また違った気持ちで挑めます。

 

でも大会はそれとも違う。
ここでしか味わえない空気と自分の気持ち。
周りのランナーに勇気をもらい、そして自分も知らずに誰かの力になっている。

 

今大会はこういう時期ということもあり、声掛けもほとんどできず。
スライドするときも手をたたいたり、手を振ったりするくらい(思わず声が出たところもあるのは反省です…)

 

正直もどかしさも感じましたが、それでも出来ないよりははるかにいい。
 

行動には制限があるかもしれませんが、こうした場を繋げていくのは自分たちの小さな行動の積み重ねだと信じて。

 

 

走りもですが、それ以外の面でも明日に繋がっていければと強く感じた一日でした。

 

蛇足

私が神戸に来てから数年経ちます。
2016年からイベント等も立ち上げており、数多くの方にご参加いただいておりました。

 

今回会場で「野見山コーチ!」と声をかけていただいたり、懐かしい顔に出会えたり。
新しい出会いがあったり。

嬉しい日になった一方で。

 

「以前イベントに出てました…」

 

と、ゴール後に話しかけていただいた方がいらしたのですが…
お名前思い出せず…大変失礼いたしました。

 

冗談抜きで頭のトレーニングもして、次には失礼のないようにしていきます。