牙城を崩せ。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

例年でも春が過ぎると、陸上長距離競技をテレビなどで見る機会は圧倒的に減ります。今年は新型コロナの影響もあってさらに…寂しいですが、早くそういう賑わいを目にしたいというのを願うのみ。出来る行動を積み重ねることが、それを引き寄せるカギになるはず。

 

さて、今年は本来はオリンピックイヤーということで、何かのニュースを目にした方は多いと思います。特に長距離に関しては、マスコミがシューズに注目したこともありマラソンなどは普段見ない人も「厚底シューズ」という言葉を一度は耳にしたのではないでしょうか。

 

厚底シューズは国内外の記録や装着率を見ていると、NIKEが抜きん出ているような状況です(参考記事:シューズの戦い)。
とはいえ他社は黙っているわけではなく、対抗できるものを開発していました。

 

 

日本ではなじみの深い箱根駅伝。今年は近年稀に見る高速レースになり、各区間で好記録が次々と生まれていきました(参考記事:もはや無関係とはいえない)。しかも出場選手のほとんどがNIKEの厚底シューズ。

 

そんな中、結果的にその厚底シューズ一色となりかけた勢力図に一石を投じることになったのが、10区で区間新を取った創価大学の嶋津選手が履いていた白いシューズ。

それはMIZUNOのプロトタイプでした。飾り気のないデザインも対照的で、注目を浴びたシューズとなりました。


そのシューズが7月1日についに解禁とのこと!(公式HPはこちら→https://www.mizuno.jp/track_field/hangeki/?fbclid=IwAR2_th6Oz_P9zNS-kQ26aRhnSakQ2qQVKMkBKIY6jdzfQmBQnhZbOksP3_c

 

 
HPからは「反発」というところが強調されている以外はまだわかりません。ただ年始からはさらに調整が加えられていることでしょう。どんな仕上がりになっているのか楽しみです。

試せる…価格ではないでしょうけれど…

 

 

一強状態からは勢力図が変わってきそうです。どのシューズにするかという悩みがまた増しそうです(笑)