「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
2月下旬の時点ではイベント等の開催はそれぞれの判断とされていたところから、大小問わず出来ないような状況に変わってきています(参考記事:委ねられた判断)。
それどころか、外出さえ自粛を求められる自治体も出てきています。確かに今抑えるにはそれくらいやらないとダメなのかもしれない。
でも週末だけでは意味がないのでは?と個人的には感じます。どうせやるなら一定期間を我慢するくらいの大胆なことが必要なのかもしれないとさえ感じてきています。生活や経済は苦しくなる一方ですが…
さて、もはやスポーツがどうこうとか言っている場合でもありませんが、東京オリンピックも延期が発表されました。今後おおまかな時期を提示するというような記事も目にしましたが、簡単ではない判断でしょうね。
決めないと開催も準備もできないけれど、決めたところで実現できるか見通しが立たない。かといってどこまでも延ばせるわけじゃない。
選手にとっても年齢や競技によって、この延期となった期間を成長をできるチャンスに出来る選手もいれば、維持することが難しくなる選手もいると思います。
特にパラリンピックの選手からすると、技術や体力という面以外に進行性の症状を抱えていることもあります。今年は出来ていることが来年には出来ていないということも可能性としてはあり得るのです。
でも、すでに選ばれている(内定)選手からその権利を奪うことだけはなくしてほしい。
もちろん開催時に最もレベルにある選手たちで世界一を競ってほしいというのはありますが、2020年に向けて数年間かけて選手が必死に掴んだチャンスは彼らの権利。そのままにするのが筋ではないでしょうか。選手のモチベーションなどが伴わず自ら辞退をするのであれば話は違いますが…
私は今まで生きてきた中で、こうした国際大会以外にも日常にスポーツが行われていることが当たり前だと思っていました。
外で遊びまわるのも、好きなことをするのも、自由だと思っていました。
でもそういう一日は特別だったんだと、今回のことから初めて感じました。
もし状況が「普通」の日々になったら、そんな特別な時間をもっと意味のある時間として過ごしていきたい。