変化が成長のもと。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

先週末は加古川30K、NBgowomenと大会と練習会にてサポートをさせていただきました(参考記事:まだできる。もっとできる)。

ペースメーカーをするとしても、ただ走るだけでなくランナーとのコミュニケーションをとることを大切にしています。

 

 

そんなやりとりの中で感じたのは、「行き詰まり」を感じている方が多いということ。

「なかなか記録が伸びない。」
「いつも同じ場所でしんどくなる。」

 

  

あなたはこういうことはありませんか?

もしあるなら、日常の取り組みの中にヒントがあるかもしれません。

 

変化を怖がるな

たとえばバスケットボールで考えてみましょう。ドリブルを練習し始めたとします。
意味のある努力を積み重ねることで、たどたどしい動きからだんだんとボールキープ、そして相手を抜くところまでいけるようになっていくでしょう。

 

でもドリブルしか練習をしていなかったら、パスやシュートという他の動作が飛躍的に上手くなるということは考えられませんよね。

 

 

ランニングでも同じことが言えるのです。

ランニングを始めた当初は「走る」こと自体が今までの生活との変化であり、大きな刺激となるので成長します。

 

ある程度習慣になってきたときには、走力も一定まで上がってきているでしょう。

 

 

ところがその練習だけ続けていても、どこかで頭打ちになる日が必ず来ます。それは習慣になったときに身体に刺激として認知されにくくなるから。

変化がその先の分かれ目になることがある

だから違う練習や刺激が必要なのです。球技などであれば、違う練習を積極的に行うでしょうが、ランニングで違う練習を取り入れる人は他の種目に比べて少ない印象です。

 

 

先に述べたように、いつも同じような内容になってたら、その練習にしかなりません。

 
たとえばランニングをしているAさん、Bさん、Cさんがいたとします。この3人の過去の運動歴、年齢、性別は同じだとしましょう。

 

Aさんは毎日休まず1km6分のペースで10km走っています。一方Bさんは毎日10km走っているけど、月曜は5分/km、火曜は7分/km、水曜は6分/km…のようにペースを変えて走っています。
AさんとBさんの運動頻度や走行距離は同じです。ではどちらが速く走れる可能性があるでしょうか?

 

 

私は断然Bさんだと考えます。

 

ではAさんに対して、Cさんは1日おきに20kmを1km6分のペースで走るようにしました。
AさんもCさんも月間のトータルでは300kmになりますね。

 

どちらがフルマラソンを楽に走れる可能性があると思われますか?

 

 

Cさんだろうと思います。

 

日常の中でのメリハリや刺激の強弱というものが身体を変化させるきっかけになるのです。

習慣を変えることは、ある種勇気を必要とするかもしれません。でもその先には違う何かが待っている可能性は高まります。

変化をつけるなら

変化が良いことはわかっても、自分に適切な量や質を決めるのは難しいですよね。正直なところ、絶対的な正解はありません。しかし、データや実績、経験などから正解に近づく可能性を高めることはできます。

 

 

そういう細かいトレーニングメニューを決める際には、プロ目線というのは有用だと思います。

筋トレをする際には自重やバーベルなどにかかわらず、重さや回数はもちろん、細かい体の角度や意識の仕方、呼吸などを考えることで効果を高めるだけでなく、故障のリスクを軽減することができます。

 

球技をする際にもただ漠然とプレーするより、目的をもって整理をしながら取り組む方が建設的なことが多いです。

 

 

これはランニングも同じ。
どんな目的で、何をどのように行っていくのか。まず自分の中で整理しましょう。そのうえで、課題が明確にならなかったり、行き詰ったら何かしらのアクションを起こします。人に聞いても良い。本を読んだりするのもありかもしれません。

 

相支走愛ではあなたの状態や目的に合った内容を提供していきます。パーソナルのご相談は随時受付中です。
また3か月で結果を出すための挑戦をする3か月パックもございます(参考記事:3か月ステップアップ)。こちらは募集は1月いっぱい。枠は残り1名様です。

 

まずはinfo@soushi-souai.comまでご連絡ください。