ベイロネラ。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

 

ベイロネラ。この言葉を聞いたことがあるでしょうか。

これはヒトや動物の腸内や口腔内などに存在する菌のグループ名称です。(ベイロネラ属)

イラストはイメージです。

この細菌がなんと…

 

持久力向上に役立つ可能性がある

 

なんですって!!

 

 

記事によると、ハーバード大学などの研究チームがボストンマラソンに参加した選手と一般人の便を比較したところ、選手にはベイロネラ属の菌が多く、特に大会直後に顕著に増えていたそうです。逆に座位中心の生活をしている人には少ないこともわかっているようです。

 

そしてその細菌をマウスに投与して走らせたとき、通常のマウスより走れる時間が13%も向上したとのこと。

13%!

 

この細菌が多い人が速いランナーになるのか、トレーニング過程で速くなるにつれてこの細菌が増えるのか、メカニズムは明記されていません。

 

 

人のエネルギー回路はいくつかあるのですが、広く疲労物質として認識されてしまっている(本当はもっと深いのですが)乳酸をエネルギーとして使うことが出来れば、運動を長時間続けやすくなるという説があります。
ベイロネラ属は乳酸をエネルギーとして脂肪酸に変え、その脂肪酸が持久力に働きかけるという役割を果たしている可能性が挙げられているのです。

 

さらにこの研究の中では乳酸を単なる疲労物質ではないという認識のもと、プロビオン酸という脂肪酸に変換をしてエネルギーに変えているというところまで進んでいるようです。

 

 

今後は研究を進めサプリメントとして実用を目指すと書いてありましたが、一般人に関係してくるのでしょうか。

 

ベイロネラの補給を受けた後でマウスのランニング能力は顕著に上昇した –

http://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=67233&-lay=lay&-Find.html

 

 

私は研究者ではありませんし、これに関する報告書や文献を読んだわけでもありません。ですから、この記事しか材料がありません。もしかすると全く間違っている可能性もなくはありません。
裏をとれてなかったけれども、書かずにはいられませんでした。

 

  

個人的には、これが現時点ではフェイクニュースだったとしてもいいと思う。こういう研究が関心をひいて、さらなる研究によって明らかになるかもしれません。

本当だったら、そして実現したら面白いと思って記事にしました。

 

今後どのようになっていくのか楽しみです。