第8回神戸マラソン【記録編】

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

昨日は書きながらついつい熱くなってしまい、長くなってしまいました。久々の激闘編に続いて記録編。(参考記事:第8回神戸マラソン~激闘編~。)今日はサクッと。

いつもならGarminのデータで5kmのsplitなどを出していましたが、神戸は早々に記録証をダウンロード出来るようになっていたので、そのデータも使わせてもらいます。

 

今回の目標は2時間58分。

ここを目標に漠然と抱えながら4分10秒/kmくらいで展開できたらいいなという理想。あとは当日走ってみての感じ方次第というところで極端にこだわらないようにしていました。気持ちよく走れれば問題ないと考えていたからです。

 

 

実際のペース(前半)

蓋を開けてみると、まず最初のスタート地点でLapを取り損ねる(笑)
1kmは渋滞なので特に気にせず、2km目のところで一度だけ時計に目をやりました。4分9秒/km。

この時点で「今日は行ける」と思えました。身体と心のバランスが取れていると感じたからです。以降は中間点以外は時計を見ることなく、自分の身体の感覚だけを信じて進みました。信じられるだけのものは作ってきたつもりですから。

 

手元ではスタートロス56秒。
1km~5km
4’22
4’09
4’24
4’10
4’07

6km~10km
4’10
4’11
4’10
4’14
4’12

安定したLapを刻んでいます。2~3kmは少しポケットされてしまい抜け出せなかったのと、9kmは陸橋があったのでリズム的には一定で走れていたと思います。

 

 

11km~15km
4’11
4’15
4’17
4’12
4’14

16km~20km
4’12
4’14
4’13
4’14’
4’10

少し長くゆるい坂が続く11~15kmでは序盤より若干落ちていますが、想定内。16km~のマリンピア周辺で2つほど坂があるのでそれも想定内。ここも余裕十分でした。

 

 

実際のペース(後半)

21km~25km
4’17
4’15
4’19
4’23
4’20

26km~30km
4’20
4’17
4’12
4’16
4’13

 

中間点は1時間30分40秒くらいで通過したと記憶しています。後半折り返してからは若干向かい風。そしてゆるいながら上りが多くなるので無理をせずリズムキープ。
30km手前の陸橋を超えてからが「見せ場」だと思っていました。そこまで我慢。

実際に良いペースになっています。

 

31km~35km
4’17
4’21
4’22
4’28
4’30

32km。30kmから少しリズムを上げたところでは違和感も何もなく呼吸も楽でしたが、残り10kmくらいでふくらはぎに違和感発生。

一旦リズムを落として、回復を待ちました。しかし回復することなく攣りました。34km地点。

 

36km~40km
4’25
4’31
4’40
4’45
5’01

41km~Goal
4’53
4’45
4’27(ペース)

 

一度攣ってからは、反対脚が攣ったり痛みがおさまったりの一進一退。一応走り続けられるレベルだと判断したので、若干リズムを落として走り方を変えて応急的に対応。

38km過ぎ、バイパスの坂を上ってしばらくしてハムストリングスも攣る。これは致命傷。さすがにペースを大幅に落とさざるを得ない状態。足首から下が思うようにコントロールできず、転倒しないように気をつけながら。

 

下りでも加速は出来ず苦しいLapですが、呼吸や頭は余裕があって「楽しい」が先行していました。

ゴールは3時間5分31秒。

 

 

HPからの記録。
スタートロスが47秒。
~5km  21分34秒
6~10km 21分07秒
11~15km 21分14秒
16~20km 21分18秒

中間点1時間30分43秒

21~25km 21分43秒
26~30km 21分26秒
31~35km 22分05秒
36~40km 23分49秒
41km~Goal 10分28秒

グロスタイム 3時間5分31秒
ネットタイム 3時間4分44秒

 

 

反省点

走りに関しては120点。満足です。今出来る最高のパフォーマンスは出せたと思いますし、何より楽しめました。

今までのフルマラソンで一番心と体がかみ合っていて、しかもそれを体現できた内容ではないかと思います。

 

終盤の攣り連鎖は、20度まで上がった気温に十分に対応が出来ていなかったことが原因の1つ。干し梅などで塩分なども摂取していましたが、想定以上に失っていたようです。水分は貯めこめていたと実感していますし、食事や体重も問題なくバランスが取れていたと思います。

2つめは負担の大きな動きになっていた可能性があること。動きに関しては、身体の可動域などに刺激を入れている段階。その過程になったため、想定以上の負担がかかった可能性はあります。今後様子を見ながらやっていきたいところ。

 

とはいうものの、本当に満足。「こうすればよかった!」などの後悔のようなものは一切なく、今の実力を出し切れた結果だと胸を張って言えます。
次のチャンスがあれば目標行けそうです。簡単じゃないですが、糧にしてもっと上の段階で戦えるように準備をします。

 

こう言った出来たこと、出来なかったことを洗い出して次に繋げるというのは非常に大事なことです。

動きに関して「見直してみよう」、「次はもっと出来るようになりたい」そう感じているあなた。

 

ランニングクリニック(フォーム診断)を12月9日の午前中に行います!

詳しくはまたお知らせします。まずは日程を空けてお待ちください!

 

 

 

 

改めて、大会運営に携わったスタッフ、ボランティアの皆様、沿道で応援をしてくださった方、近隣の方、そして参加したランナー。

ありがとうございました!