ダブルフル。

JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。

明日25日に行われる第19回村岡ダブルフルウルトラランニングのため現地入りしております。

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この大会は100km、88km、66km、44kmという4つの部門に分かれています。(ウォーキングもあるようです)
大会名に「ダブルフル」とあるように、メインコースは88kmだそうです。

 

私は100kmの部に参加します。
というのも、来年の第20回大会に設定される特別コース「勇者の道120km」への参加権を獲得するためです。
目指せ、勇者です。

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ちなみにこの大会は、「日本屈指の山岳マラソン」と呼ばれています。

標高こそ1000m級なのでそれほど高くないのですが、次々とその峠を越えては下り、下っては上りを繰り返します。

 

その累積標高はなんと2550m!!

 

日本国内で開催されるウルトラマラソンの累積標高を集計したサイトによると、国内ナンバー1!。※Holos RCさんのHPは→こちら

 

昨年は44kmの部でサポートをいたしましたが、山岳マラソンの名に違わぬ坂の連続。
振り返っても「平坦な部分あったっけ??」と思うほどです。

wp-1474507785970.jpegコース図です。

 

それほど過酷なコースでも、エントリー開始後あっという間に定員に達してしまう大人気のこの大会。
完走したときの「山を制覇した!」という達成感が大きいのでしょう。

それ以上に人気の要因だと思っているのが、「おもてなし」の素晴らしさ

参加案内には直筆で…

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こんな嬉しいメッセージを地元の子どもが書いてくれてます。

 

決して大きな町ではないのですが、本当に地域全体で支えているという温かさが随所から伝わってきます。
トレイルランほどではないにしても、自然の中を走るので先日事故になったようなハチ騒動や野生動物との遭遇という危険性もはらんでいます。

その確率を少しでも下げられるように、クマ鈴を提供してくれたり、コースの見回りも数回にわたって実施してくださっているようです。(事故が起こった大会でも行っていたと思いますが)

 

エイドで提供される食べ物や飲み物の種類は今まで私が参加した大会の中でも群を抜いています。
数も十分です。

地元の学生さんが演武や応援をしてくれる。
農作業をしている人も手を休めて声をかけてくださる。
沿道では椅子を並べて、声援を送ってくれる。

 

走れることが本当にありがたいと感じられる素晴らしい大会だと思います。

今から楽しみです。

明日はタイムを狙うのではなく、エイド全制覇&時間内完走で存分に楽しんで来ようと思います。

参加する側、支える側、皆が笑顔で終われますように。