「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
突然ですが、あなたは何かしらの理想の姿を持っていますか?
それはどういうものですか?そこに近づくために何をしていますか?遠回りをしていませんか?
言い方は荒っぽいですが、何もしてないのであれば変わりません。諦めましょう。そのまま変われるとしたら理想から離れる方が圧倒的に多いでしょう。掲げているだけのものは理想ではなく単なる夢です。
せっかく当ブログまで足(?)を運んでいただきましたが、あなたのためになる情報はここにはありません。逆に、何かを自分でやろうと思っている方は、何かしらのヒントを得られることもあると思います。
大事なのはあなたに合っているか
食事やトレーニング、生活習慣などに手を加えて何かしらの変化や努力をしようとする方は色んな情報を仕入れて試している方が多いと思います。
しかし、ここで気をつけなければならないことがあります。
ある人に効果が出た方法が、あなたに効果的だとは限らないということです。
極端な話、あなたを含んだ100人がいたとします。その中であなた以外の99人には効果が出たのに、あなたにだけ効果が出ないということも確率としては0ではないのです。
その内容があなたに合っているか?
これが大事なポイントです。
手段には数えきれないほどの種類があります。トレーニングひとつをとっても、同じ部位への刺激は、体勢や角度、強度、スピードなどバリエーションをつけようとすればその数は無限大だといってもいいほど色んなやり方があります。
やり方が多いということは、その結果にも違いが出てくる可能性があるということ。
わかりやすい例でいうと、身体を鍛えて大きな筋肉の逞しい身体を作りたい人と、引き締めてスリムな身体を作りたい人では、取り組み方が違うことは簡単に想像が出来るでしょう。
いくつかあるトレーニングの原則のひとつに特異性の原則というものがあります。最大限の効果を求める場合には、それぞれの競技、目的、生活に合わせたものを実施することが必要であるということを指しています。
もし目標の数字が同じだとしても、人によって取り組み方が違ってくるのです。
何をするかよりも、どうやるのかの方が重要なのです。
あなたと同じ身体の人はいない
「目標の数字が同じでも人によって取り組みが違う」と言いました。
もしあなたと同じ目標を掲げている人がいて、トレーニングの時間も同じだけ確保できるとしましょう。だとしても、メニューは違ってきます。同じ内容をこなしていても、結果が違うということは十分にあり得ます。
なぜでしょうか。
たとえばランニングで考えてみてください。
「1kmを5分で走れるようになりたい」という目標の2人がいるとします。現状走れるスピードが2人とも5分30秒です。
ここまで条件が同じだとしても、今までの運動歴や生活スタイルは違いますし、身体の癖、筋力、考え方などまで同じと言う人はいません。
1人はスピード系が得意で、もう1人はスタミナ系が得意な身体かもしれません。もしこういった土台に違いがあるとすれば、見た目の数字が現状・目標共に同じだとしても、同じ取り組みで結果を出すのは難しいでしょう。
つまり誰かが「こんなトレーニングで結果を出したよ!」と言っても、同じものであなたにも同じ結果が出るとは限らないのです。中には全く成果を感じられない場合もあるかもしれませんし、逆にそれを越える可能性もあります。
ある種の博打に近いものがあると思っています。
これはケアなどでも同じ。膝が痛いという人が、同じ原因を抱えているわけではありません。原因は膝そのものかもしれませんし、足首や腰、場合によっては肩である可能性もゼロではないのです。
こういう側面をある程度頭に入れておかないと、「あれは無駄だ」などとひとくくりにしてしまうことになり得ます。あなたの周りでもそういう批判的な意見を耳にしたことはありませんか?
可能性を高める
痛みへのケアであろうと、トレーニングの成果であろうと、あなたが成果を出すことに対して可能性を高めるのはプロに任せることです。
医師やトレーナーなど、今は探せば数多くいます。良い人に当たれば、きっとあなたに合う方法を提案してくれるでしょう。ただ全員がそういう親身になってくれる人ではないのですが…
とはいえ、やみくもに本やネットで方法を調べて実践するよりも近道である可能性が高いです。ただし、それさえも絶対ではないということは覚えておきましょう。
あなたが良い方法を見つけられますように。このブログを読んでいるあなたが変化を感じられることほど、嬉しく感じることはありません。
もし、あなたが思いをゆだねる選択肢の1人として私も候補にしていただければ、嬉しく思います。
興味がある方はinfo@soushi-souai.comまでまずご連絡ください。
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