もうひといき。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛の野見山健治です。

 

効果的な自主練をする時間を作ることが出来ている最近。

12日の3時間走に引き続き、今週末はスピード持久力に刺激を入れるべく4分15秒/kmペースでのランニングをすることが出来ました。

とはいえ、途中風速8mという強風をもろに受けるスカイブリッジの坂道。その上りでは押し戻されるような風と坂道で、あまりにも前に進まない感覚で笑えてくるほど。

その後は多少持ち直したものの、風に抗うだけの軸が今はないということがわかりました。課題です。

 

橋を渡る時だけ少し弱気になりましたが、ハーフマラソンの距離を最後までしっかりとフォームを大きく崩すことなく走れたことは収穫。

さらに無補給で行きましたので、本番のコンディションを考えたらもっと楽に走れるという自信もつきました。

 

 

気持ちが折れそうなとき

走るというトレーニングは楽ではありません。時には嫌になりそうなほど追い込む人もいるかもしれません。

でもそんな時の気持ちの持ち方はとても大事だと思います。

 

武者小路実篤「もう一息」

もう一息

もう一息という処でくたばっては
何事もものにならない

 

もう一息
それにうちかってもう一息
それにも打ち克って
もう一息

 

もう一息
もうだめだ
それをもう一息
勝利は大変だ
だがもう一息

※引用:世界の偉人達の名言集の備忘録

武者小路実篤の詩です。

心折れてしまうのか、最後までもう一息!と頑張れるかでたどり着く場所は違ってくるかもしれません。

 

極端な話、「1km頑張ろう」と思っていた時にゴールを駆け抜けるか、ゴール地点で立ち止まるように減速するか。

こんなところにも「もう一息」の差が出ているのかもしれません。

 

練習で出来なかったことややっていないことは、本番ではできる確率は高くはなりません。

逆にやってきたことは、出せる可能性が高まります。

 

決めた内容を行うときに、とくに終盤ではもう一息という気持ちを持つことが実力を引き上げるきっかけになるでしょう。

 

 

頑張りどころを決める

と言っても、いつも「もう一息」を繰り返していては疲れてしまいますし、モチベーションを常に高く維持するのは難しくなります。

市民ランナーでここまで追い込み続けるのは、身体のことを考えてもオススメは出来ません。(土台が強固に出来ている方は別です)

 

 

トレーニングの中には俗に言う「ポイント練習」というものがあります。

ポイント練習とは、「ここは頑張るぞ!」と強化を目的とした内容です。

 

いつもと違う刺激。

それは速さかもしれませんし、時間や距離の長さかもしれません。人によっては筋力や柔軟性の補強トレーニングということもあるでしょう。

 

今の自分を一段上にステップアップさせるための「ポイント練習」。この日だけは、上に挙げた言葉のように、もう一息のイメージを作ってみましょう。

やり遂げられたとき、強くなるサイクルに入ることが出来ます。

 

逆にやり遂げられなかった場合は、今の自分に足りないものが見えてきます。

それもまた現状把握が出来るという十分に意味のあることです。

 

 

次に繋げる「もう一息」。

是非取り入れてみてください。

 

 

 

1人では難しいとき

追い込むのは1人では難しく感じることもあるでしょう。私もスピード系のメニューになるとつい少し緩めたくなったり、甘えが出てしまったりすることがあります。

でもそんな時に仲間や一緒に取り組む人がいると頑張れます。

 

もしそういう今より頑張りたいと思う方がいらっしゃれば、練習会はいかがでしょうか。

走るという動作を作ることがテーマの時もあれば、スピードで心拍に刺激を入れる時もあります。

 

内容に合わせて、今日は行こうというような形でも構いません。

毎週水曜の19:15~20:45に神戸周辺で行っております。

詳細は練習会・イベントページをご覧ください。

 

ご参加の際は、info@soushi-souai.comまでご連絡いただくか上記練習会ページの該当日へのコメント、またはFacebookページに立ち上げるイベント欄への書き込みで私までご連絡ください。

 

よろしくお願いいたします。