目的と結果。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛の野見山健治です。

 

あなたは自分のフォームを気にすることがありますか?

実際の指導する場面になると、よく聞かれる質問の1つです。「どうしたらフォームがかえられるか」という趣旨のもの。

 

 

ランニングをある程度習慣になってきたとき。

もしくはどこかの痛みや違和感を覚えて、解決策を探っている最中。

あるいは誰かに指摘されたときに、フォームを気にするようになるかもしれません。

 

私にも気にする時期がありました。

 

 

あなたはフォームを気にしていますか?

しかし、気にすることが、実は落とし穴になっているかもしれません。

 

 

 

 

理想は1つ?

あなたの理想のフォームはどのようなものでしょうか。

 

そもそも完璧なフォームって何でしょうか。

世界記録を狙ったり、オリンピックでメダルを争うトップクラスの選手は完璧なフォームなのでしょうか。

 

もちろん彼らが効率の良い動きをしているということは疑いはありませんが、彼らの動きもそれぞれ全く違います。

 

それは彼らの身長や骨格などが異なるからです。

 

つまり、人の数だけ理想のフォームがあると言っても過言ではありません。

 

 

目的をしっかり持つ

たとえば、ランニングの本や記事、あるいは実際の指導する場面でも「腕を振れ」とか「膝をあげましょう」という表現をよく見ます。

これは正解であって、間違いでもあります。

 

 

というのは、あなたは腕を振るために・膝を上げるために走っているわけではありませんよね。

走るためにそのような過程を踏んでいるだけなのです。

 

腕を振ることに必死になると無駄な力を使うことになりますし、身体のバランスを崩す恐れがあります。

そうではなく、身体を効率的に動かせるようになった結果、腕・脚が大きく動くようになることが大事なのです。(参考記事:理想のでんでん太鼓。)

 

 

それが他の誰でもない、あなたにとっての理想のフォームなのです。

そのことを忘れずに身体のメンテナンス、そして機能向上を続けていくことであなたの理想へと近づけるようになります。

 

 

とはいえ、1人で何が出来ていて何が出来ていないかを見極めるのは難しいことです。

そのお手伝いをすることが私の使命でもあります。

 

もし何らかの悩みをお持ちでしたら、info@soushi-souai.comまでお気軽にお問い合わせください。

あなたの力になることが出来ると思います。