「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
突然ですが、今年の2月の大阪マラソンを走らせてもらうことになりました。
メルマガやイベントの際には触れていたのですが、記録に挑戦する大会は6年ぶりとなります。その間もフルマラソン自体はペーサーやサポート、伴走の機会を多数いただいていたのですが、自身のレースとしては機会がなく。
もはやタイムや自身に挑戦するフルマラソンの難しさや特有の大変さは、記憶の彼方に行ってしまっています(笑)
ウルトラ走れるからフル行けるというほど簡単じゃないことも十分に理解しています。
さらに言うと、11月からあらゆることが起こり、心身共にいい状態とは言えないのも事実です。その分不安もたくさんありますが、難しさや苦しさ、そして楽しさを存分に味わえるコンディションを整えていきたいと思います。
出来ることはどんな段階でもある。それを体現するために。
楽しむために
どうせチャレンジするなら、本番に思い残すことのないように、今できることは全部やりたいですよね。
もちろんできないことはありますが、「やっておけばよかった」を一つでも減らして結果をまっすぐに受け止められる準備を進めるのもマラソンとしては大事なところだと考えています。
まずコンディションについては、走れないのなら走らなくてもできることを。
たとえば脚が痛いとか気になるなんてことはありますよね。その中で我慢して走っている方を多く見受けますが、休むことも大事。
でも休んだら不安。それもわかります。
であれば、関節可動域に刺激が入るようなストレッチをして動きやすい身体をつくっていくことができるでしょう。
純粋なストレッチを行って日々の疲労から解き放たれるようなアプローチも効果的かもしれません。この時に気を付けたいのは「頑張らないこと」と「刺激に感じること」。
痛いけど頑張って伸ばすというのはリラックスとは真逆になるので避けた方が良いでしょう。
一方やり慣れた動きだけでは高い効果は期待できません。「この辺はいつもは動いていないな」と感じる角度や倒し方などを工夫しながら適度な刺激を実感できるような動きを心掛けましょう。
補強といわれるような基礎トレーニングもできるかもしれません。走るつもりでも寒すぎる日や雨・雪などで路面が不安な時にも使えますよね。
シンプルに支える(=動きを止める)ようなトレーニングも効果はありますが、走ることを想定した姿勢や動き方を入れていくと(難しくはなりますが)効果は期待できます。
最後に食事などの調整。

一般にはカーボローディングなどを食事の調整としてよく耳にしますが、少し難しいですしやり方を間違えると効果が十分に得られないこともあり得ます。
また普段とは違う食事をとることで体に予期しない反応などが起こってしまうことも考えられます。
私は個人的には「普段通り」の食事を続けてもらうようにオススメをしています。ストレスにもならないし、体も慣れているから。
特に当日の食事はそうすることを強くお勧めします。
意識をするとすれば、「普段よりもちょっと多めの水分補給を」ということです。
私がお話をする方に限りますが、大半の方は水分補給が十分とは言えません。でも水の摂取量を増やすのはストレス。
でも…
食事のときに水を1杯飲んでみよう。
食事に汁物(できれば具沢山)を1品追加してみよう。
水筒を持ち歩いて1日の中で飲めるようにしてみる。
こういったことはそこまで難しくないと思います。
是非試してみてください。
カーボローディングについても否定をしているわけではなく、事前に試したり、よりあった方法を知っておくことで効果を高めることはできますので、ぶっつけ本番で行わないようにしてみてください。
こんな感じで走らない(走れない)状態でも出来ることはあったりします。
出来ないことに目を向けるのではなく、出来ることに集中して自信を深めて良い状態に整えていってみましょう。
効果的なストレッチや細かい食事のとり方などを詳しく知りたい方は、まずご連絡ください。
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