「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
先日は大会にてペースメーカーを務めてきました(参考記事:いよいよ明日開催)。
ランナーズフルマラソンチャレンジ2022in大阪。
コロナの影響で大会という市民ランナーにとっての晴れ舞台が激減する中、貴重な陸連公認大会。
レベルの高い大会への出場を予定していたり、陸連登録をしているランナーにとっては大きな存在です。
特に今回は別大マラソンが直前で県外選手が出られなくなる(※非常に速いタイムを持つカテゴリー1を除く)などのあおりを受けて、急遽参戦したランナーも多かったようです。
ペーサー充実
自分もペーサーの一員ではあるので「自分で言うな」という感じですが。
今大会はペーサー設定が充実!
フルマラソン2時間30分ペースから始まり、2時間45分、2時間50分、3時間、3時間15分、3時間30分、3時間45分、4時間とかなり細かい上に、全てに3名前後が走ります。
特に2時間50分ペースは「※サブエガ」があるのは非常にレアパターン。※芸人の江頭2:50さんに由来するという説が有力。
参加400名ちょっとの大会で、これだけいるのはかなり充実と言えるのではないでしょうか。
3時間以内、3時間~3時間30分、3時間30分以降とウェーブスタートによって、人数も分けられ、出来るだけ人が密集しない工夫もされていました。
エイドも自分で準備したスペシャルドリンクを設置出来たり、ゼネラルの給水も蓋つきだったりと工夫がなされていました。
圧倒的レベル
冒頭にも触れたように他大会から流れた選手がいたり、登録記録を出したい選手がいたりで…
レベルが超高い!
2時間30分ペースが20~30人いたのでは?
こんなハイレベルな、そしてシリアスな大会でペースメーカーをさせてもらえるとはありがたいです。
ちょっといつもの空気とは違って、独特の緊張感でした。
MCCの大会ということもあり、優勝したり好記録だと賞金が…!
今大会も出たそうです。
いやーすごい。
一方3時間30分以降のブロックはゆとりのあるスペースで走れました。
私は今大会ある意味難しくなるだろうと思っていた4時間ペースをやっていました。制限4時間で最後方なので、抜かれたらゴールが難しいというまさにスイーパー的ポジション。
案の定、スタート直後から単独走。。。
正直「走ってる意味ある?」と感じるほど。
でも中盤以降には自分の存在が生きるはず、と信じて淡々と刻みました。
19kmほどで1人、その後もちらほらと落ちてくるランナーに
「制限時間内にゴールするには自分が見える位置で!」ということだけ伝えながら走りました。
30kmまでが契約でしたが、ビブスを脱げば完走をしても良いということだったので、脱いで最後まで走りました。
特に最終周は速いランナーがゴールし、スライドも少なくなっていたので「手をたたく」という精一杯のエールを送りながら走り続けました。
手元では3時間58分41秒。
「見える位置」で走れたランナーは4時間を切れたはず。
責任は果たせたかな。
ちなみに400名ちょっとの参加で、聞いたところによるとサブスリー(3時間以内)が180名ほどだとか。
数年前のデータですが、サブスリーは全ランナーの5%以内。
半分近くという、レベルの高さが際立ちました。
それ以外も自分自身と向き合うランナーの姿に勇気をもらいました。
皆様お疲れさまでした!
次は、参加者として走ろうかな。
おまけ
参加者の中に、セレッソ大阪ランニングクラブBRISAの会員様が!
会場で会えるというのもびっくりですが、嬉しいですね。
ちなみにこの練習会は「楽しく走る」をコンセプトにした初心者向けのものです。
もしセレッソが好きで、走ってみようという方がいらしたら是非一度体験にいらしてください。
お申し込みは上記リンク先からお願いいたします。
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